特許
J-GLOBAL ID:201503012246450081
スクロール圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-247320
公開番号(公開出願番号):特開2015-105593
出願日: 2013年11月29日
公開日(公表日): 2015年06月08日
要約:
【課題】転覆が生じた場合に、給油溝からの潤滑油の漏れを十分に抑制すると共に、可動スクロールを転覆状態から元の状態に速やかに復帰させる。【解決手段】固定スクロール(21)と可動スクロール(22)との一方に、固定スクロール(21)と可動スクロール(22)との他方と摺接するスラスト摺動面(21c,22c)に開口して潤滑油が流入する給油溝(46,56)と、給油溝(46)に高圧の潤滑油を供給するための給油通路(40,50)とを形成する。給油通路(40,50)の出口に、弁体(42,52)を有する開閉弁(41,51)を設ける。開閉弁(41,51)は、弁体(42,52)が固定スクロール(21)と可動スクロール(22)との他方のスラスト摺動面(21c,22c)に当接すると開く一方、弁体(42,52)が固定スクロール(21)と可動スクロール(22)との他方のスラスト摺動面(21c,22c)から離れると閉じる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
固定スクロール(21)および可動スクロール(22)を有する圧縮機構(20)と、上記可動スクロール(22)に係合する駆動軸(32)と、上記圧縮機構(20)および上記駆動軸(32)を収容するケーシング(10)とを備え、
上記可動スクロール(22)が上記固定スクロール(21)に押し付けられるように構成されているスクロール圧縮機(1)であって、
上記固定スクロール(21)と上記可動スクロール(22)との一方には、該固定スクロール(21)と該可動スクロール(22)との他方と摺接するスラスト摺動面(21c,22c)に開口して潤滑油が流入する給油溝(46,56)と、該給油溝(46,56)に高圧の潤滑油を供給するための給油通路(40,50)とが形成され、
上記給油通路(40,50)の出口には、弁体(42,52)を有する開閉弁(41,51)が設けられ、
上記開閉弁(41,51)は、上記弁体(42,52)が上記固定スクロール(21)と上記可動スクロール(22)との他方のスラスト摺動面(21c,22c)に当接すると開く一方、上記弁体(42,52)が上記固定スクロール(21)と上記可動スクロール(22)との他方のスラスト摺動面(21c,22c)から離れると閉じるように構成されている
ことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (1件):
FI (2件):
F04C18/02 311W
, F04C18/02 311J
Fターム (9件):
3H039AA03
, 3H039AA06
, 3H039AA12
, 3H039BB11
, 3H039CC03
, 3H039CC08
, 3H039CC24
, 3H039CC27
, 3H039CC30
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