特許
J-GLOBAL ID:201503012336752401

電動ウインチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-087315
公開番号(公開出願番号):特開2015-205753
出願日: 2014年04月21日
公開日(公表日): 2015年11月19日
要約:
【課題】クレーンの電動ウインチ装置の大型化及び製造コストの増大を防止する。【解決手段】電動ウインチ装置は、対象物102の巻上時にドラム12を巻上方向に回転させる一方、対象物102のフリーフォール時のドラム12の巻下方向への回転力が伝達されることにより回生電力を生成する電動機14と、フリーフォール時のドラム12の回転力の電動機14側への伝達率を変更可能に構成されたクラッチ17と、対象物102のフリーフォールによる仕事率を算出する仕事率算出部42と、クラッチ17の前記伝達率の変更のための動作を制御する制御部46とを備え、制御部46は、仕事率算出部42によって算出される仕事率が電動機14の許容電力に応じて設定された基準電力を超えている場合には、クラッチ17に電動機14側へのドラム12の回転力の伝達率を電動機14が生成する回生電力が基準電力以下になるような伝達率に変更させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
クレーンに設けられて対象物の巻上及び巻下を行う電動ウインチ装置であって、 前記対象物の巻上又は巻下のために回転するウインチドラムと、 前記対象物の巻上時に前記ウインチドラムを巻上方向に回転させる一方、前記対象物のフリーフォール時の前記ウインチドラムの巻下方向への回転力が伝達されることにより回生電力を生成する電動機と、 前記電動機と前記ウインチドラムとの間で回転力を伝達可能となるように設けられ、前記フリーフォール時における前記ウインチドラムの巻下方向への回転力の前記電動機側への伝達率を変更可能に構成された伝達装置と、 前記対象物のフリーフォールによる仕事率を算出する仕事率算出部と、 前記伝達装置の前記伝達率の変更のための動作を制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、前記仕事率算出部によって算出される前記仕事率が前記電動機の許容電力に応じて設定された基準電力を超えている場合には、前記伝達装置に前記電動機側への前記ウインチドラムの回転力の伝達率を前記電動機が生成する回生電力が前記基準電力以下になるような伝達率に変更させる、電動ウインチ装置。
IPC (1件):
B66C 13/12
FI (1件):
B66C13/12 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ウインチ駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-108594   出願人:ナブテスコ株式会社
  • ウインチ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-017359   出願人:日立建機株式会社, 日立住友重機械建機クレーン株式会社
  • クレーン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-252389   出願人:東亜建設工業株式会社

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