特許
J-GLOBAL ID:201503013104839965

電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-265838
公開番号(公開出願番号):特開2015-121980
出願日: 2013年12月24日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
【課題】マイクロコンピュータの動作に異常が生じた場合に、安全性に配慮しつつ、極力、マイクロコンピュータによる電子制御を継続させること。【解決手段】リセット信号によってマイコン10の動作が正常状態に復帰すると、マイコン10は、動作異常発生前に比較してより安全側に制御対象を制御するフェールセーフ制御を実行する。フェールセーフ制御は、通常の制御に比較して簡易な制御となるため、異常発生の可能性を低減でき、安全性に配慮しつつ、極力、マイコン10による制御を継続させる可能性を高めることができる。通常の制御に代えてフェールセーフ制御を開始してもマイコン10の動作が異常となる場合には、その動作異常回数が所定回数に達したときに、リセット信号の出力を保持して、マイコン10による制御を停止させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の制御対象を電子制御するためのマイクロコンピュータ(10)を有する電子制御装置であって、 前記マイクロコンピュータの動作異常を検出する検出手段(21)と、 前記検出手段によって前記マイクロコンピュータの動作異常が検出されたときに、前記マイクロコンピュータをリセットするためのリセット信号を所定時間出力する第1のリセット手段(22)と、 前記第1のリセット手段によって出力された前記リセット信号により前記マイクロコンピュータの動作が正常状態に復帰すると、前記マイクロコンピュータによる前記制御対象に対する制御として、リセット前に比較してより安全側に前記制御対象を制御するフェールセーフ制御を実行するフェールセーフ制御手段(11)と、 前記フェールセーフ制御手段によってフェールセーフ制御が開始された後に、前記マイクロコンピュータの動作が異常となったことが前記検出手段により検出されると、その動作異常の検出結果に基づき、前記マイクロコンピュータの動作異常発生回数をカウントするカウント手段(24)と、 前記カウント手段によるカウント回数が所定の回数に達すると、前記マイクロコンピュータをリセットするためのリセット信号を出力するとともに、そのリセット信号の出力を保持する第2のリセット手段(25)と、を備えることを特徴とする電子制御装置。
IPC (3件):
G06F 11/30 ,  B60W 50/029 ,  F02D 45/00
FI (3件):
G06F11/30 310B ,  B60W50/029 ,  F02D45/00 372G
Fターム (20件):
3D241BA64 ,  3D241BB72 ,  3D241CC02 ,  3D241CD07 ,  3D241CD28 ,  3D241CD29 ,  3D241DA13Z ,  3D241DA67Z ,  3G384BA05 ,  3G384BA11 ,  3G384BA23 ,  3G384DA41 ,  3G384EE13 ,  3G384EE14 ,  5B042GB08 ,  5B042JJ21 ,  5B042JJ31 ,  5B042KK02 ,  5B042KK03 ,  5B042KK20
引用特許:
審査官引用 (2件)

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