特許
J-GLOBAL ID:201503013119730586

耐熱鋼部材の余寿命診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-129150
公開番号(公開出願番号):特開2015-004558
出願日: 2013年06月20日
公開日(公表日): 2015年01月08日
要約:
【課題】精度が高い高温耐熱鋼部材の余寿命診断方法を提供する。【解決手段】クリープ破断試験及びクリープ中途止め試験から単純加熱材及び損傷部の硬度を実測し、損傷率及び時間温度パラメータを算出し、硬度と損傷率又は時間温度パラメータとの関係を求める工程と、単純加熱材の硬度と損傷部の硬度との差を算出し、この差と損傷率との関係を求める工程と、耐熱鋼部材の使用前における初期硬度を実測する工程と、初期硬度に対応する時間温度パラメータの初期値を算出する工程と、使用温度及び使用時間に対応する時間温度パラメータ増分である等価パラメータを算出する工程と、時間温度パラメータの初期値と等価パラメータとの和に対応する単純加熱材の硬度の推定値を算出する工程と、上記の和に対応する損傷部の硬度を算出し、上記の和に対応する上記の差を算出する工程と、上記の和に対応する上記の差からこの差に対応する損傷率を算出する工程と、を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
高温下で使用される耐熱鋼部材の余寿命診断方法であって、前記耐熱鋼部材を構成する耐熱鋼材料について複数の加熱温度、付加応力及び加熱時間におけるクリープ破断試験及びクリープ中途止め試験から単純加熱材及び損傷部の硬度を実測し、損傷率及び時間温度パラメータを算出し、前記単純加熱材及び前記損傷部の硬度と前記損傷率又は前記時間温度パラメータとの関係を求める工程と、前記単純加熱材の硬度と前記損傷部の硬度との差を算出し、前記差と前記損傷率との関係を求める工程と、実機に組み込む前記耐熱鋼部材の使用前における初期硬度を実測する工程と、前記初期硬度に対応する前記時間温度パラメータの初期値を算出する工程と、前記実機における使用温度及び使用時間に対応する時間温度パラメータ増分である等価パラメータを算出する工程と、前記初期値と前記等価パラメータとの和に対応する前記単純加熱材の硬度の推定値を算出する工程と、前記和に対応する前記損傷部の硬度を算出し、前記和に対応する前記差を算出する工程と、前記和に対応する前記差からこの差に対応する前記損傷率を算出する工程と、を含むことを特徴とする耐熱鋼部材の余寿命診断方法。
IPC (1件):
G01N 33/20
FI (2件):
G01N33/20 Z ,  G01N33/20 N
Fターム (2件):
2G055AA03 ,  2G055BA11
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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