特許
J-GLOBAL ID:201503013225192195
ニッケルコバルトマンガン複合水酸化物とその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小池 晃
, 伊賀 誠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-113145
公開番号(公開出願番号):特開2015-227263
出願日: 2014年05月30日
公開日(公表日): 2015年12月17日
要約:
【課題】小粒径で粒径均一性が高く、かつ密度(タップ密度)の高いニッケルコバルトマンガン複合水酸化物及びその製造方法を提供する。【解決手段】晶析反応によるニッケルコバルトマンガン複合水酸化物の製造方法であって、少なくともニッケル、コバルト、マンガンを含有する各金属化合物と、12〜30g/Lのアンモニウムイオン濃度となるようにアンモニウムイオン供給体とを含む核生成用水溶液を液温25°C基準におけるpH値が11.0〜14.0となるように制御して、核生成を行う核生成工程と、核生成工程において形成された核を含有する粒子成長用水溶液を液温25°C基準におけるpH値が10.5〜12.5となるように制御するとともに、不活性ガスと酸素の混合雰囲気下にアンモニアを添加し、アンモニウムイオン濃度を12〜30g/Lの範囲内に維持して、核を成長させてニッケルコバルトマンガン複合水酸化物粒子を得る粒子成長工程とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一般式:NixCoyMnzMt(OH)2+a(x+y+z+t=1、0.05≦x≦0.3、0.1≦y≦0.4、0.6≦z≦0.8、0≦t≦0.1、0≦a≦0.5、Mは、Mg、Ca、Al、Ti、V、Cr、Zr、Nb、Mo、Wから選択される1種以上の添加元素)で表されるニッケルコバルトマンガン複合水酸化物の製造方法であって、
少なくとも、ニッケルを含有する金属化合物、コバルトを含有する金属化合物及びマンガンを含有する金属化合物と、12〜30g/Lのアンモニウムイオン濃度となるようにアンモニウムイオン供給体とを含む核生成用水溶液を液温25°C基準におけるpH値が11.0〜14.0となるように制御して、核生成を行う核生成工程と、
前記核生成工程において形成された核を含有する粒子成長用水溶液を液温25°C基準におけるpH値が10.5〜12.5となるように制御するとともに、不活性ガスと酸素の混合雰囲気下でアンモニアを添加し、アンモニウムイオン濃度を12〜30g/Lの範囲内に維持して、前記核を成長させてニッケルコバルトマンガン複合水酸化物粒子を得る粒子成長工程とを有することを特徴とするニッケルコバルトマンガン複合水酸化物の製造方法。
IPC (4件):
C01G 53/00
, H01M 4/505
, H01M 4/525
, H01M 4/36
FI (4件):
C01G53/00 A
, H01M4/505
, H01M4/525
, H01M4/36 C
Fターム (22件):
4G048AA03
, 4G048AB02
, 4G048AC06
, 4G048AD04
, 4G048AD06
, 4G048AE05
, 4G048AE06
, 5H050AA19
, 5H050BA17
, 5H050CA07
, 5H050CA08
, 5H050CA09
, 5H050FA18
, 5H050GA02
, 5H050GA10
, 5H050GA12
, 5H050GA22
, 5H050GA27
, 5H050HA02
, 5H050HA05
, 5H050HA10
, 5H050HA14
引用特許:
前のページに戻る