特許
J-GLOBAL ID:201503014207109570

有機EL表示パネルとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 ナカジマ知的財産綜合事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012008414
公開番号(公開出願番号):WO2013-099276
出願日: 2012年12月27日
公開日(公表日): 2013年07月04日
要約:
本発明は、インクジェット方式で形成された有機発光層を備え、筋ムラ発生による画像表示性能の低下を効果的に抑制可能な有機EL表示パネルとその製造方法を提供する。 具体的にはバンク層形成工程において、列(Y)方向に沿って並ぶ第1列の開口部群と第2列の開口部群との各開口部13の配置位置を互いにずらして存在させる。有機発光層形成工程においてヘッド部301を行(X)方向に走査し、第1列と第2列とで使用するノズル3030を切り換える。これによりインクの液滴体積の誤差を有しているノズルが切り換えられる場合には、同一の膜厚誤差を有する有機発光層9が行(X)方向に連続して形成されるのを防止できる。よって有機EL表示パネル100で発生しうる輝度ムラを防止できる。
請求項(抜粋):
基板の上方に、複数の第1電極を前記基板の表面の行列方向に沿って形成する第1電極形成工程と、 前記基板の上方に、前記各第1電極の少なくとも一部を個別に露出する複数の開口部を存在させてバンク層を形成するバンク層形成工程と、 複数のノズルを有するインクジェットヘッドと前記基板の少なくともいずれかを移動させることで、前記インクジェットヘッドと前記基板とを行方向に相対移動させ、各ノズルがいずれかの前記開口部と対向する際に、前記各ノズルより前記対向する前記開口部の内部にインク液滴を吐出し、有機発光層を形成する有機発光層形成工程と、 前記各有機発光層の上方に第2電極を形成する第2電極形成工程とを有し、 前記バンク層形成工程では、前記複数の開口部のうち、第1列の開口部群と第2列の開口部群とが、列方向に沿って前記開口部のピッチの半分以下の距離差で互いにずれて存在するように前記バンク層を形成し、 前記複数のノズルには第1ノズル群と第2ノズル群とが含まれ、 前記有機発光層形成工程では、前記第1列の開口部群に含まれる前記各開口部上を前記インクジェットヘッドが移動する際には前記第1ノズル群より前記インク液滴を吐出し、 前記第2列の開口部群に含まれる前記各開口部上を前記インクジェットヘッドが移動する際には前記第2ノズル群より前記インク液滴を吐出するように、前記第1ノズル群と前記第2ノズル群とを切り換えて使用する 有機EL表示パネルの製造方法。
IPC (4件):
H05B 33/10 ,  H01L 51/50 ,  H05B 33/12 ,  H05B 33/22
FI (5件):
H05B33/10 ,  H05B33/14 A ,  H05B33/12 B ,  H05B33/12 E ,  H05B33/22 Z
Fターム (14件):
3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107CC33 ,  3K107DD58 ,  3K107DD70 ,  3K107DD89 ,  3K107EE03 ,  3K107EE07 ,  3K107EE22 ,  3K107EE42 ,  3K107FF15 ,  3K107GG08 ,  3K107GG35 ,  3K107GG36

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