特許
J-GLOBAL ID:201503014519490646

サプライチェーン向け新決済スキーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-267088
公開番号(公開出願番号):特開2015-125453
出願日: 2013年12月25日
公開日(公表日): 2015年07月06日
要約:
【課題】グループ間キャッシュマネジメントサービスを同一企業内または同一グループ企業間の取引において電子的に実現するシステムはあるものの、法的にも資本的にも関係のないような企業間(以下、他企業間という)でこれを実現するようなシステムは存在しない。これは、グループ会社と違って、他企業間の与信をとることができない、債務・債権の相殺処理や各企業の銀行口座へのアクセス処理に伴うセキュリティリスク、ならびに短期取引企業間での導入コストなどの問題による。【解決手段】同一のサプライチェーンにおける企業間での決済を行うシステムおよび方法を提供する。これは、同一のサプライチェーンにおける頂点企業および下請け企業の仮想口座データを作成し、企業間の取引を現金ではなく、仮想口座間の電子マネーにより行う。また、現金化の際は、頂点企業の仮想口座と関連付けられる実口座から、指定口座に対する振込処理を実行する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
同一のサプライチェーンにおける企業間での決済を行うシステムであって、前記システムは、 前記同一のサプライチェーンにおける1つの頂点企業、および1つまたは複数の下請け企業の仮想口座データを作成する手段であって、前記仮想口座データは、電子マネーとして預金額を有し、前記仮想口座データのうち、前記頂点企業の仮想口座データは、前記頂点企業の実口座データと関連付けられる、作成する手段と、 前記頂点企業、または前記下請け企業の端末を介して、前記頂点企業または前記下請け企業から前記同一のサプライチェーンにおける他の企業への支払い要求を受信する手段と、 前記支払い要求に応答して、前記支払い要求に係る支払い額が、前記支払い要求を行った企業の前記仮想口座データの預金額を超えているかどうか判定し、前記支払い額が前記支払い要求を行った企業の前記仮想口座データの預金額を超えていないと判定した場合、前記支払い要求を行った企業の前記仮想口座データの預金額から、支払い先である前記他の企業の前記仮想口座データの預金額に対し振替処理を実行する手段と を備えたことを特徴とするシステム。
IPC (1件):
G06Q 40/02
FI (1件):
G06Q40/02 190
Fターム (1件):
5L055BB44
引用特許:
審査官引用 (3件)

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