特許
J-GLOBAL ID:201503014654284525

情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理装置を備えた電気製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  仲倉 幸典 ,  磯江 悦子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-170000
公開番号(公開出願番号):特開2015-180853
出願日: 2012年07月31日
公開日(公表日): 2015年10月15日
要約:
【課題】静止人体と人以外の熱源とを区別する。【解決手段】視野角が22°の第1サーモパイルセンサ1と視野角が44°の第2サーモパイルセンサ2とを、水平方向への間隔を20cm以下にして配置する。また、人体の有無を判別するための両サーモパイルセンサ1,2の出力電圧の第1閾値を650mVに設定し、静止人体を判定するための両サーモパイルセンサ1,2の出力電圧差の第2閾値を50mVに設定する。そして、検知部3によって、両サーモパイルセンサ1,2の出力電圧と上記第1閾値と上記第2閾値とに基づいて検知処理を行い、静止人体,動作人体および人以外の熱源を検知する。こうして、熱源の有無を検知するだけではなく、熱源の位置と第1,第2サーモパイルセンサ1,2の出力差と第2サーモパイルセンサ2の一定時間軸の前後の出力差とから、静止人体と人以外の熱源とを区別して検知する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1視野角を有すると共に、熱源から放出される遠赤外線を検知して、検知量を表す信号を出力する第1センサと、 上記第1センサに隣接して配置され、上記第1視野角よりも広い第2視野角を有すると共に、上記熱源から放出される遠赤外線を検知して、検知量を表す信号を出力する第2センサと、 上記第1センサからの出力信号と上記第2センサからの出力信号とに基づいて、上記熱源の位置と上記熱源の動作状態とを検知する検知部と を備え、 上記第1センサと上記第2センサとは、上記両センサの設置位置から検知距離だけ離れた位置において、上記第2センサの検知エリア内に上記第1センサの検知エリアが包含されるように配置されており、 上記検知部は、上記第1センサの出力値をA、上記第2センサの出力値をB、上記第2センサにおける予め設定された設定時間tの経過前の出力値をBt1、上記第2センサの上記設定時間tの経過後の出力値をBt2、第1閾値≠第2閾値とした場合に、 A≧第1閾値、B≧第1閾値、且つ|A-B|≦第2閾値 の関係が成立する場合には、上記熱源は上記第1,第2センサの正面に居る静止人体であると検知し、 A<第1閾値、B≧第1閾値、且つ|Bt1-Bt2|≦第2閾値 の関係が成立する場合には、上記熱源は上記第1センサの検知エリアの外であって且つ上記第2センサの検知エリア内にある人体以外の熱源であると検知する ようになっている ことを特徴とする情報処理装置。
IPC (2件):
G01V 8/20 ,  G01J 1/42
FI (2件):
G01V9/04 Q ,  G01J1/42 B
Fターム (4件):
2G065AB03 ,  2G065BA11 ,  2G065BB46 ,  2G065BC14

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