特許
J-GLOBAL ID:201503014832389395
認証装置および認証プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
溝井 章司
, 渡辺 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-108231
公開番号(公開出願番号):特開2015-225386
出願日: 2014年05月26日
公開日(公表日): 2015年12月14日
要約:
【課題】セキュリティ性を高めると共に、正当な利用者を第三者であると誤って判断しないことを目的とする。【解決手段】認証ファイル191は、認証パスワードに含まれる認証文字毎に認証文字の入力間隔の許容範囲を含んでいる。この入力間隔の許容範囲はμ±3σである。μは平均値であり、σは標準偏差である。入力間隔計測部120は、入力パスワードの入力文字毎に入力文字の入力間隔を計測する。利用者認証部121は、入力文字毎の入力間隔と認証ファイル191に含まれる認証文字毎の入力間隔の許容範囲とに基づいて、利用者を認証する。利用者が認証された場合、入力間隔登録部122は入力文字毎の入力間隔を入力間隔ファイル192に登録し、許容値算出部131は新たな許容範囲を算出し、認証データ更新部132は新たな許容範囲を認証ファイル191に登録する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
入力間隔ファイルを使用する認証装置であって、
前記入力間隔ファイルは、複数回入力された認証文字列に含まれる認証文字毎に、前記認証文字が入力された時から次の入力操作が行われた時までの時間を示す複数の入力間隔を含んだファイルであり、
前記認証装置は、
認証文字毎に、前記入力間隔ファイルに含まれる前記複数の入力間隔の平均値を示す時間平均値と、前記入力間隔ファイルに含まれる前記複数の入力間隔の標準偏差を示す時間標準偏差と、を算出する統計値算出部と、
認証文字毎に、前記時間平均値よりも前記時間標準偏差の定数倍だけ小さい値を時間下限値として算出し、前記時間平均値よりも前記時間標準偏差の前記定数倍だけ大きい値を時間上限値として算出する許容値算出部と、
前記認証文字列と、認証文字毎の前記時間下限値と、認証文字毎の前記時間上限値と、を含んだデータを、正当な利用者を認証するときに使用する認証データとして生成する認証データ生成部と
を備えることを特徴とする認証装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F21/20 131C
, G06F1/00 370E
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