特許
J-GLOBAL ID:201503014893597705

新規なアルテリウイルスタンパク質および発現機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  新井 栄一 ,  田中 夏夫 ,  菊田 尚子 ,  大木 信人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-523246
公開番号(公開出願番号):特表2015-533474
出願日: 2013年07月18日
公開日(公表日): 2015年11月26日
要約:
本発明は、発現がnsp2コード領域内に位置する部位におけるマイナス2リボソームフレームシフトに依存する新規なアルテリウイルスタンパク質(nsp2TF)の発見および特性決定を提供する。nsp2TFのユニークなTFドメインのコード領域は、PRRSV、LDVおよびSHFVを含むアルテリウイルスにおけるnsp2の膜貫通領域をコードするORF1aの一部とオーバーラップする。nsp2TFの発現に影響を及ぼす突然変異はPRRSV複製を障害し、より小さなプラークの表現型をもたらす。本明細書では、nsp2TFの翻訳の低減および/または1以上の下流産物の翻訳の変更を示すアルテリウイルス、nsp2TF機能が低減されている、かつ/または欠失されている、アルテリウイルス、ならびに前記アルテリウイルスを含むワクチンが提供される。本明細書ではまた、診断方法、マイナス2フレームシフトを阻害する化合物を同定するための方法、およびマイナス2フレームシフトを利用する真核生物系のための遺伝子発現ツールが提供される。【選択図】 図5A
請求項(抜粋):
ORF1aまたはその機能的部分をコードする核酸を含むアルテリウイルスであって、前記核酸が、前記アルテリウイルスの野生型に比べて、前記アルテリウイルスが感染した細胞において、nsp2TFのTFドメインの翻訳の低減および/または前記核酸から翻訳される1以上の下流産物の翻訳の変更をもたらす少なくとも1つの突然変異を含む、アルテリウイルス。
IPC (15件):
C12N 7/00 ,  C12N 15/09 ,  C07K 14/08 ,  C12N 7/04 ,  C07K 16/10 ,  C12Q 1/68 ,  C12P 21/02 ,  A61K 39/00 ,  A61K 39/12 ,  A61K 45/00 ,  A61P 31/12 ,  A61P 11/00 ,  A61K 48/00 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/569
FI (15件):
C12N7/00 ,  C12N15/00 A ,  C07K14/08 ,  C12N7/04 ,  C07K16/10 ,  C12Q1/68 A ,  C12P21/02 C ,  A61K39/00 H ,  A61K39/12 ,  A61K45/00 ,  A61P31/12 ,  A61P11/00 ,  A61K48/00 ,  G01N33/53 N ,  G01N33/569 L
Fターム (45件):
4B024AA01 ,  4B024BA32 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024GA11 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR48 ,  4B064AG32 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064DA01 ,  4B065AA90X ,  4B065AA95X ,  4B065AA95Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA01 ,  4B065CA24 ,  4B065CA45 ,  4C084AA13 ,  4C084AA17 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA592 ,  4C084ZB332 ,  4C085AA03 ,  4C085BA51 ,  4C085BB11 ,  4C085BB23 ,  4C085CC31 ,  4C085EE01 ,  4C085GG01 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA01 ,  4H045DA76 ,  4H045DA86 ,  4H045EA31 ,  4H045FA74
引用文献:
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