特許
J-GLOBAL ID:201503014925550161
収納箱用ドアクローザ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-084763
公開番号(公開出願番号):特開2015-203284
出願日: 2014年04月16日
公開日(公表日): 2015年11月16日
要約:
【課題】調整爪部20と歯列部20aとにより弾性部材(引張コイルスプリング8)の伸縮度合いを調節し、その引張力を大小可変とする弾性力調整機構Pを構成する収納箱用ドアクローザ1を提供する。【解決手段】弾性力調整機構Pにおいて、調整爪部20の先端爪20aを複数の歯部9aのうち所望の歯部9aに摺動操作により係合することにより、引張コイルスプリング8の伸縮度合いを大小調節することができる。これにより、スライドドア3の開閉動作を静穏に行えることは勿論、非力な者や頑健な者など使用者の開閉操作力に応じて、ドアの開放時の抵抗力や閉鎖時の減速割合を簡単な操作で所望に調節することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
収納箱の開口内周部に取り付けられるドアクローザ本体とスライドドア側に取り付けられるガイド部材を有する収納箱用ドアクローザにおいて、
前記ドアクローザ本体は、
ケース内に配設され、ロッドをシリンダに対して第1位置と第2位置との間のダンパーストロークにわたって往復移動させるダンパーと、
前記ダンパーに沿って並列状態に配され、長手方向に沿って伸縮可能となるように設けられた弾性部材と、
前記ロッドとは反対側で前記弾性部材と一列状態に固定され、軸方向に配列された複数の歯部から成るラチェット状の歯列部と、
前記弾性部材の一端部に連結されて、前記歯列部に沿って摺動可能に設けられ、前記複数の歯部のうち所望の歯部に着脱可能に係合する調整爪部と、
前記ガイド部材に対して係脱可能に設けられ、前記ロッドの先端部と前記弾性部材の他端部とに連結され、前記ロッドを前記弾性部材の付勢力に抗して前記第1位置から前記第2位置に伸張させた際、前記ロッドを前記第2位置にロックするトリガー部とを備え、
前記調整爪部と前記歯列部とにより前記弾性部材の伸縮度合いを調節し、その引張力を大小可変とする弾性力調整機構を構成し、
前記スライドドアの開放過程で、前記ガイド部材が前記第1位置で前記トリガー部に係合したまま、前記弾性部材の付勢力に抗して開放方向に移動し、前記第2位置で前記トリガー部により前記ロッドをロックした際、前記ガイド部材が前記トリガー部から脱して開放方向に移動し、前記スライドドアの閉鎖過程で、前記ガイド部材が前記第2位置で前記トリガー部に係合してロックを外し、前記弾性部材の付勢力に助けられながらも、前記ダンパーに抗して閉鎖方向に移動することを特徴とする収納箱用ドアクローザ。
IPC (3件):
E05F 1/16
, E05F 5/02
, E05F 5/10
FI (3件):
E05F1/16 B
, E05F5/02 E
, E05F5/10
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