特許
J-GLOBAL ID:201503014967046071
クラゲの洋上処理システム
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
岡田 全啓
, 竹中 俊夫
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012068966
公開番号(公開出願番号):WO2013-015359
出願日: 2012年07月26日
公開日(公表日): 2013年01月31日
要約:
クラゲが大量に来襲した場合においてもクラゲ貯留槽内の水質の変化を緩和し、収容されたクラゲを適切に自然消滅させることでクラゲの処理コストを更に抑制する。 取水口付近に来襲したクラゲは、クラゲ移送ポンプ114で吸引され、網地により籠状に形成されたクラゲ貯留槽150に生きたまま移送される。クラゲ貯留槽は、表層部の網地を目張りする固定目張りシート160と可動目張りシート170を備え、可動目張りシートを上下させることで目張り範囲を調節し、クラゲの減容速度を制御することができる。クラゲ移送出口配管には、通過するクラゲを検知するクラゲ検知センサ140を備え、クラゲ貯留槽に流入するクラゲの量を検出し、クラゲの流入量に対応して目張り範囲を調節してクラゲの減容速度を抑えることで水質の変化を緩和する。また、クラゲ貯留槽上に注水パイプ180を備え、表層部に注水して還流の形成状況を制御する。
請求項(抜粋):
網状の部材で籠状に形成され、洋上においてクラゲを海水中に貯留するクラゲ貯留槽と、取水口付近のクラゲを吸引し、生きたまま前記クラゲ貯留槽に移送するクラゲ移送手段とを備え、取水口付近に来襲したクラゲを水揚げすることなく前記クラゲ貯留槽に貯留して自然消滅させるクラゲの洋上処理システムにおいて、
前記クラゲ貯留槽は、槽内の表層部に還流を生成させるために、側面の海面から深さ方向の一部を目張りする目張り手段を備えたものであって、
前記目張り手段は、前記クラゲ貯留槽内のクラゲの減容速度を制御するために、深さ方向の目張りする範囲を調節する目張り範囲調節手段を備え、
前記クラゲ貯留槽に流入するクラゲの量を検出するクラゲ流入量検出手段を備え、
前記クラゲ流入量検出手段により検出されたクラゲの量によって、前記目張り範囲調節手段により前記クラゲ貯留槽の目張りする範囲を調節し、前記クラゲ貯留槽内のクラゲの減容速度を制御するようにしたことを特徴とする、クラゲの洋上処理システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
4D004AA04
, 4D004CA50
, 4D004CB01
, 4D004CB42
, 4D004DA01
, 4D004DA02
, 4D004DA11
, 4D004DA20
前のページに戻る