特許
J-GLOBAL ID:201503015181457407

鋼製品を製造するためのフレキシブルな最小エネルギー利用アーク炉システムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 達野 大輔
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-119840
公開番号(公開出願番号):特開2012-255210
特許番号:特許第5793112号
出願日: 2012年05月25日
公開日(公表日): 2012年12月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 鍛造鋼製品を製造するための単一の取鍋冶金炉によるバッチ式処理方法であって、 一回分の固体合金スクラップを、後に真空処理にかけられる鋼の重量の少なくとも大部 分を構成するのに十分な量でアーク炉に装入する工程と、 前記固体スクラップを電極で溶解することにより、一回分の溶解鋼を形成する工程と、 前記一回分の溶解鋼の少なくとも大部分を、出湯後に前記アーク炉に溶解鋼の一部が残 存するように前記アーク炉から耐火物で覆われた単一の出湯容器に出湯する工程と、 前記アーク炉から前記出湯容器に出湯された溶解鋼を取鍋冶金炉ステーションに移送する工程と、 前記出湯された溶解鋼の少なくとも一部の成分がその時点の所望の成分レベルとなる溶解鋼を形成するのに十分な量の合金を、前記取鍋冶金ステーションの前記出湯された溶解鋼に添加する工程と、 前記取鍋冶金炉ステーションにおいて前記溶解物の温度を溶解鋼を所望の注湯温度に対して過熱するのに十分なだけ電気アークで上昇させる工程と、 真空処理ステーションにおいて、前記過熱された溶解鋼及び出湯容器全体を真空に暴露するとともに、前記溶解鋼の表面および前記溶解鋼の表面から遠い部分も真空に暴露するように前記過熱された溶解鋼を撹拌するのに十分な量でパージガスに同時に暴露し、前記溶解鋼の真空への暴露により、前記過熱された溶解鋼内の水素および酸素を前記溶解鋼から除去する工程と、 前記溶解鋼の脱ガスが水素の含有量が2.2ppmとなるよう行われ、前記溶解鋼の温度が許容注湯温度に達した後に、前記溶解鋼の真空処理ステーションでの処理を終了させる工程と、 前記真空処理ステーションでの真空への暴露が終了した後直ちに、前記暴露処理された溶解鋼を注湯ステーションに移送する工程と、 前記溶解鋼を前記注湯ステーションの鋳型に注湯し、インゴットを形成する工程と、 上記の過程により生じるインゴットを鍛造する前に、上記の過程を経たインゴットを鍛造温度に加熱し、その後インゴットを、希望の形の鍛造鋼製品に鍛造する工程とを含む、鋼製造方法。
IPC (7件):
C21C 5/52 ( 200 6.01) ,  C22B 9/20 ( 200 6.01) ,  C22B 9/04 ( 200 6.01) ,  C21C 7/10 ( 200 6.01) ,  C21C 7/00 ( 200 6.01) ,  B22D 1/00 ( 200 6.01) ,  B22D 23/00 ( 200 6.01)
FI (8件):
C21C 5/52 ,  C22B 9/20 ,  C22B 9/04 ,  C21C 7/10 S ,  C21C 7/00 F ,  C21C 7/10 J ,  B22D 1/00 K ,  B22D 23/00 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
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引用文献:
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