特許
J-GLOBAL ID:201503015181682796
熱安定性アシルCoAシンテターゼ及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
西木 信夫
, 松田 朋浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-039501
公開番号(公開出願番号):特開2015-163050
出願日: 2014年02月28日
公開日(公表日): 2015年09月10日
要約:
【課題】本発明は、優れた安定性を備え、臨床検査において常用される温度(30〜37°C)でも十分活性が示されるアシルCoAシンテターゼを遺伝子工学的手法にて提供することを目的とする。【解決手段】シュードモナス・フラジ由来のアシルCoAシンテターゼのアミノ酸配列において特定のアミノ酸残基を他のアミノ酸残基に置換することにより、常温(30〜37°C)における活性を備えさせつつ、熱安定性や溶液中での安定性を飛躍的に向上させ得る。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(A)〜(C)のいずれかに示すポリペプチド:
(A)配列番号1に示すアミノ酸配列における、528番目、541番目、553番目、228番目、420番目、360番目、50番目、53番目、105番目、111番目、118番目、222番目、240番目、265番目、423番目、424番目、460番目、462番目、540番目、及び542番目よりなる群から選択される少なくとも1つのアミノ酸が他のアミノ酸に置換されたアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(B)配列番号1に示すアミノ酸配列における、528番目、541番目、553番目、228番目、420番目、360番目、50番目、53番目、105番目、111番目、118番目、222番目、240番目、265番目、423番目、424番目、460番目、462番目、540番目、及び542番目よりなる群から選択される少なくとも1つのアミノ酸が他のアミノ酸に置換されたアミノ酸配列において、前記アミノ酸置換部位以外のアミノ酸の1個又は数個が置換、付加、挿入又は欠失されてなり、且つ、アシルCoAシンテターゼ活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなるアシルCoAシンテターゼと比較して安定性が向上しているポリペプチド、
(C)配列番号1に示すアミノ酸配列における、528番目、541番目、553番目、228番目、420番目、360番目、50番目、53番目、105番目、111番目、118番目、222番目、240番目、265番目、423番目、424番目、460番目、462番目、540番目、及び542番目よりなる群から選択される少なくとも1つのアミノ酸が他のアミノ酸に置換されたアミノ酸配列において、配列番号1に示すアミノ酸配列に対する前記アミノ酸置換部位を除いた配列同一性が80%以上であり、且つ、アシルCoAシンテターゼ活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなるアシルCoAシンテターゼと比較して安定性が向上しているポリペプチド。
IPC (6件):
C12N 15/09
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, C12N 9/00
FI (6件):
C12N15/00 A
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/00 101
, C12N9/00
Fターム (17件):
4B024AA11
, 4B024BA07
, 4B024CA04
, 4B024CA20
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B050CC04
, 4B050DD02
, 4B050LL03
, 4B065AA26X
, 4B065AA41Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA29
, 4B065CA46
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Current Opinion in Biotechnology, 2001年, Vol.12, p.371-375
-
Protein Engineering, Design & Selection, 2011年, Vol.24, No.8, p.597-605
-
Protein Expression and Purification, 1994年, Vol.5, p.270-277
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