特許
J-GLOBAL ID:201503015721757774

ワークピース表面に対するレーザ硬化のための方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 龍華国際特許業務法人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-530353
公開番号(公開出願番号):特表2015-532686
出願日: 2013年08月29日
公開日(公表日): 2015年11月12日
要約:
クランクシャフトの軸頸の表面のようなワークピースの表面エリアをレーザ硬化する方法は、その後、レーザスポットが表面エリアの複数の異なる部分に投影可能となるためにワークピースの表面とレーザ源との間で相対移動を生じさせる段階と、2次元の等価な有効レーザスポットを表面エリアに生成するために、相対移動の間にレーザビームを繰り返しスキャンする段階とを備える。有効レーザスポットのエネルギー分布は、高感熱性サブエリアの過熱を防止するために、潤滑油の開口と隣接するエリアのような高感熱性サブエリアにおいて、低感熱性サブエリアと異なるように適合される。
請求項(抜粋):
クランクシャフトの軸頸の表面に対するレーザ硬化の方法であって、前記軸頸は、硬化されるべき表面エリアを備え、前記表面エリアは、前記クランクシャフトの回転軸と平行な第1の方向及び前記軸頸の周方向に対応する第2の方向に延在し、前記表面エリアは、少なくとも1つの高感熱性サブエリア及び少なくとも1つの低感熱性サブエリアを備え、前記少なくとも1つの高感熱性サブエリアは、前記クランクシャフトの潤滑油孔隣接エリアを含み、 前記表面エリアに有効レーザスポットを生成するために、レーザ源からのレーザビームを前記表面エリアに投影する段階であって、前記有効レーザスポットは、前記第1の方向において、前記硬化されるべき表面エリアの主要部分にわたって延在する、段階と、 その後、前記周方向において、前記有効レーザスポットを前記表面エリアの複数の異なる部分に投影するために、前記周方向において、前記クランクシャフトの前記表面と前記レーザ源との間の相対移動を生じさせる段階とを備え、 前記有効レーザスポットは、2次元エネルギー分布を有し、 前記潤滑油孔隣接エリアに対する過熱を回避するために、前記エネルギー分布が、前記低感熱性サブエリアを加熱する場合に、前記潤滑油孔隣接エリアを含む高感熱性サブエリアを加熱する場合と異なるように、前記方法は、前記エネルギー分布を適応させる段階を備える、方法。
IPC (2件):
C21D 9/30 ,  C21D 1/09
FI (4件):
C21D9/30 A ,  C21D1/09 H ,  C21D1/09 M ,  C21D9/30 B
Fターム (8件):
4K042AA16 ,  4K042BA03 ,  4K042DA01 ,  4K042DB04 ,  4K042DC05 ,  4K042DF02 ,  4K042EA01 ,  4K042EA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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