特許
J-GLOBAL ID:201503015822189024

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-164475
公開番号(公開出願番号):特開2015-034473
出願日: 2013年08月07日
公開日(公表日): 2015年02月19日
要約:
【課題】駆動軸の内部に形成された軸内排油路から油溜まり部に向かってスムーズに油を戻すことができるようにする。【解決手段】軸内給油路(45)と軸内排油路(46)とが駆動軸(40)の内部に形成される。駆動軸(40)の下端部には、給油ポンプ部(81a)と排油ポンプ部(81b)とが設けられる。排油ポンプ部(81b)を駆動すると、ピン軸受(58a)に給油された後で上部軸受(37a)に給油された油が軸内排油路(46)に回収されるとともに、上部軸受(37a)に給油された後の油が下部軸受(71a)に給油される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
底部に油溜まり部(26)が設けられたケーシング(20)と、該ケーシング(20)内に収容された固定スクロール(60)と、該固定スクロール(60)に噛合して冷媒を圧縮させる可動スクロール(55)と、該ケーシング(20)内に収容された電動機(30)と、該電動機(30)に連結されて上下方向に延びるとともに該可動スクロール(55)に係合して該可動スクロール(55)を回転駆動させる駆動軸(40)とを備えたスクロール圧縮機であって、 前記駆動軸(40)は、上端部及び下端部がそれぞれ上部軸受(37a)及び下部軸受(71a)によって回転自在に支持された主軸部(41)と、前記可動スクロール(55)に設けられたピン軸受(58a)に係合され且つ該主軸部(41)の上端側で該主軸部(41)に対して偏心した偏心軸部(42)とを有し、 前記駆動軸(40)の内部には、 前記油溜まり部(26)から汲み上げられた油を流通させて前記上部軸受(37a)及び前記下部軸受(71a)に向かって分流させることなく前記ピン軸受(58a)に給油させる軸内給油路(45)と、 上流端が前記駆動軸(40)の径方向に延びて前記上部軸受(37a)の摺動部の下部寄りの位置に開口することで前記ピン軸受(58a)に給油された後で該上部軸受(37a)に給油された油を回収する一方、下流端が該駆動軸(40)の径方向に延びて前記下部軸受(71a)の摺動部に開口することで該上部軸受(37a)に給油された後の油を該下部軸受(71a)に給油させる軸内排油路(46)とが形成され、 前記駆動軸(40)の下端部には、前記油溜まり部(26)の油を汲み上げて前記軸内給油路(45)へ流入させる給油ポンプ部(81a)と、前記軸内排油路(46)を流通する油を該油溜まり部(26)へ排出させる排油ポンプ部(81b)とが設けられていることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 ,  F04C 29/02
FI (2件):
F04C18/02 311Y ,  F04C29/02 311C
Fターム (13件):
3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB11 ,  3H039CC27 ,  3H039CC44 ,  3H129AA02 ,  3H129AA14 ,  3H129AA32 ,  3H129AB03 ,  3H129BB03 ,  3H129CC16 ,  3H129CC17 ,  3H129CC35

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