特許
J-GLOBAL ID:201503016009953430

希土類抽出剤及び希土類抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 正林 真之 ,  林 一好
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-243810
特許番号:特許第5684885号
出願日: 2013年11月26日
要約:
【課題】低いpH領域であっても希土類を選択的に抽出できる希土類抽出剤を提供する。 【解決手段】本発明の希土類抽出剤は、ジケトンと中性抽出剤とを含有する。ジケトンは2-テノイルトリフルオロアセトンであることが好ましく、中性抽出剤はフォスフィンオキシド基を有する化合物であることが好ましく、該化合物はトリオクチルフォスフィンオキシドであることが好ましい。本発明の希土類抽出剤を用いて希土類を抽出するには、希土類を含有する酸性溶液の溶媒抽出に付せばよい。種々の希土類元素を高収率で回収しようとする場合、酸性溶液のpHを0.2以上2.6以下にすることが好ましく、さらに、種々の希土類元素からスカンジウムだけを高収率かつ高純度で回収しようとする場合、酸性溶液のpHを0.2以上1.0以下にすることが好ましい。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】ニッケル酸化鉱石に酸を添加してスカンジウムを浸出した溶液、又はスカンジウム酸化物若しくはスカンジウム水酸化物を酸で溶解して得た溶液から選択される酸性溶液のpHを0.2以上1.0以下の範囲に調整した後に、前記酸性溶液を、ジケトンと中性抽出剤とを含有するスカンジウム抽出剤による溶媒抽出に付し、前記酸性溶液からスカンジウムを抽出するスカンジウム抽出方法。
IPC (5件):
C22B 59/00 ( 200 6.01) ,  C22B 3/26 ( 200 6.01) ,  C22B 3/04 ( 200 6.01) ,  B01D 11/04 ( 200 6.01) ,  C09K 3/00 ( 200 6.01)
FI (6件):
C22B 59/00 ,  C22B 3/00 J ,  C22B 3/00 A ,  B01D 11/04 B ,  C09K 3/00 108 B ,  C09K 3/00 108 E

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