特許
J-GLOBAL ID:201503016151405319

コンクリートにおける塩分浸透量の推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 清流国際特許業務法人 ,  昼間 孝良 ,  小川 信一 ,  野口 賢照 ,  佐藤 謙二 ,  平井 功 ,  境澤 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-233701
公開番号(公開出願番号):特開2015-094650
出願日: 2013年11月12日
公開日(公表日): 2015年05月18日
要約:
【課題】コンクリートに表面含浸材を塗布した場合にも塩分浸透量を精度よく推定することができる高い汎用性を有し、簡便な塩分浸透量の推定方法を提供する。【解決手段】表面含浸材Aを表面に塗布したコンクリート1から、表面含浸材Aが含浸した部分と含浸していない部分とを含んだ表層部サンプル3Sと、表面含浸材Aが含浸していない部分のみからなる深層部サンプル4Sとを採取し、サンプル3S、4Sの塩化物イオンの拡散係数D’、Dcを電気泳動法または拡散セル法で算出し、表層部サンプル3Sについて、(1)式のフィックの拡散方程式の解に対して表面含浸材Aによる等価かぶりを考慮して(2)式を導出し、(2)式および(3)式から導出した(4)式により見掛けのかぶり増加量Sを算出し、拡散係数Dcを代入した(1)式の曲線を増加量Sだけx座標でマイナス方向に移動させた曲線により塩分浸透量を推定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
表面含浸材を表面に塗布したコンクリートから、前記表面含浸材が含浸した部分と含浸していない部分とを含んだ表層部サンプルと、前記表面含浸材が含浸していない部分のみからなる深層部サンプルとを採取して、前記表層部サンプルの塩化物イオンの拡散係数D’および前記深層部サンプルの塩化物イオンの拡散係数Dcを電気泳動法または拡散セル法により算出し、前記表層部サンプルについて、(1)式のフィックの拡散方程式の解に対して前記表面含浸材による等価かぶりを考慮して(2)式を導出し、(2)式および(3)式から導出した(4)式により見掛けのかぶり増加量Sを算出し、(1)式のDに前記拡散係数Dcを代入した曲線を、算出した見掛けのかぶり増加量Sだけx座標でマイナス方向に移動させた曲線により、前記コンクリートにおける表面から任意の深さ位置の任意の時刻での塩分浸透量を推定することを特徴とするコンクリートにおける塩分浸透量の推定方法。
IPC (2件):
G01N 33/38 ,  G01N 17/00
FI (2件):
G01N33/38 ,  G01N17/00
Fターム (4件):
2G050AA02 ,  2G050AA04 ,  2G050BA02 ,  2G050EC05
引用特許:
出願人引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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