特許
J-GLOBAL ID:201503017179089495
微生物反応槽および排水処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
和気 操
, 和気 光
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012055806
公開番号(公開出願番号):WO2013-132608
出願日: 2012年03月07日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
反応槽の容量が大きくなっても嫌気・好気微生物処理を連続して行なうことができ、また、建設費用を抑えることができる微生物反応槽およびそれを用いた排水処理方法を提供することを目的とする。外槽2と、この外槽の内部に配置されて上下に開口部を有する円筒状内槽3と、この円筒状内槽上部に設けられて被処理水の槽内循環率を制御する循環率制御装置4と、円筒状内槽の上部外周に設けられて汚泥を沈降させるための円筒状制御板5と、円筒状内槽の外側および内側に設けられた被処理水質測定装置6と、外槽および内槽内を循環する被処理水の循環経路に設けられた原水供給口10および外槽の上部に設けられた処理水放出口11とを具備している。
請求項(抜粋):
外槽と、この外槽の内部に配置されて上下に開口部を有する円筒状内槽と、この円筒状内槽上部に設けられて被処理水の槽内循環率を制御する循環率制御装置と、前記円筒状内槽の上部外周に設けられて汚泥を沈降させるための円筒状制御板と、前記円筒状内槽の外側および内側に設けられた被処理水質測定装置と、前記外槽および内槽内を循環する被処理水の循環経路に設けられた原水供給口および前記外槽の上部に設けられた処理水放出口とを具備してなる微生物反応槽であって、
前記円筒状内槽は、中心部に連通孔を有する隔壁で円筒上部と円筒下部とに分割され、前記円筒上部は、上面および底面が開口した円錐台形状の頂部を有し、かつ該円筒上部内の前記連通孔周囲および前記隔壁周縁部に複数の空気吹込口が設けられた好気微生物処理槽であり、前記円筒下部は底面に開口部を有する嫌気微生物処理槽であり、
前記好気微生物処理槽内および前記嫌気微生物処理槽内を撹拌する撹拌装置が設けられ、
前記被処理水質測定装置により測定される被処理水の水素イオン濃度、酸化還元電位および溶存酸素量から選ばれた少なくとも1つの測定値を検出する手段と、前記検出された測定値に応じて前記循環率制御装置に設けられた、液面調節バルブの開閉、液面調節制御板の上下動、および前記空気吹込口から吹込まれる空気量から選ばれる少なくとも1つの量を制御することにより、前記被処理水の槽内循環率を3〜20に制御する手段とを備え、
前記原水供給口より供給される原水が活性汚泥と共に前記円筒状内槽の内部と、前記円筒状内槽の外周面と、前記外槽下部に沈降した活性汚泥内とを経て槽内を循環することで嫌気微生物処理および好気微生物処理が連続してなされることを特徴とする微生物反応槽。
IPC (4件):
C02F 3/34
, B01F 3/04
, B01F 7/18
, B01F 7/16
FI (5件):
C02F3/34 101B
, C02F3/34 101A
, B01F3/04 B
, B01F7/18 B
, B01F7/16 K
Fターム (19件):
4D040BB07
, 4D040BB14
, 4D040BB32
, 4D040BB63
, 4D040BB72
, 4D040BB91
, 4D040BB92
, 4D040BB93
, 4G035AB10
, 4G035AE02
, 4G035AE13
, 4G078AA20
, 4G078AB20
, 4G078BA05
, 4G078CA01
, 4G078CA06
, 4G078DA01
, 4G078EA10
, 4G078EA20
前のページに戻る