特許
J-GLOBAL ID:201503017360618211
収音装置及びプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
吉田 倫太郎
, 若林 裕介
, 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-045405
公開番号(公開出願番号):特開2015-171030
出願日: 2014年03月07日
公開日(公表日): 2015年09月28日
要約:
【課題】 目的エリア内に複数の音源が存在しても、音質を保ったまま全ての音源のレベルを同じようにして抽出できる収音装置を提供する。【解決手段】 各マイクロホンアレイのビームフォーマ出力間で、目的エリア音源のパワーに差がある場合、目的エリア音補正係数の値を変えることにより各目的エリア音源成分を推定できる。そして、目的エリアに対する収音処理後のデータに含まれる各目的エリア音源の平均パワーを求め、目標パワー(例えば、最も大きいパワーの目的エリア音源のパワー)と同じパワーレベルになるように、目的エリア音源のパワーを調節する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のマイクロホンアレイと、
上記各マイクロホンアレイからの入力をビームフォーマによって目的エリア方向へ指向性を形成する指向性形成手段と、
上記各マイクロホンアレイのビームフォーマ出力間で周波数毎に振幅スペクトルの比率を算出し、比率の頻度を算出し、頻度のピーク値を検出し、ある一定以上の頻度のピーク値を求め、補正係数とする目的エリア音パワー補正係数算出手段と、
上記目的エリア音パワー補正係数算出手段が算出した補正係数の最大値を用い、上記各マイクロホンアレイのビームフォーマ出力を補正し、それぞれをスペクトル減算することで目的エリア方向に存在する非目的エリア音を抽出し、抽出した非目的エリア音を各マイクロホンアレイのビームフォーマ出力からスペクトル減算することにより目的エリア音を抽出する目的エリア音抽出手段と、
上記目的エリア音パワー補正係数算出手段が算出した補正係数の大きい順にビームフォーマ出力を補正してスペクトル減算を行い、非目的エリア音成分と1又は複数の目的エリア音成分を含んだ目的エリア混合成分を抽出し、異なる目的エリア音成分を含んだ目的エリア混合成分間の相違に基づいて、各目的エリア音成分を推定する目的エリア音成分推定手段と、
上記目的エリア音成分推定手段によって推定された各目的エリア音成分のパワー情報を求め、上記目的エリア音抽出手段から出力された複数の音源に係る目的エリア音出力のパワーレベルが揃うように調節する目的エリア音レベル調節手段と
を備えることを特徴とする収音装置。
IPC (4件):
H04R 3/00
, H04R 1/40
, G10L 21/023
, G10L 21/027
FI (4件):
H04R3/00 320
, H04R1/40 320A
, G10L21/0232
, G10L21/0272 100A
Fターム (4件):
5D018BB23
, 5D220BA06
, 5D220BC05
, 5D220BC08
前のページに戻る