特許
J-GLOBAL ID:201503017561490230
水処理方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 政浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-068703
公開番号(公開出願番号):特開2015-188842
出願日: 2014年03月28日
公開日(公表日): 2015年11月02日
要約:
【課題】誘引溶液中の塩類や有機物の蓄積にかかわりなく、重力分離工程で温度感応性薬剤を主体とする層を一定の水分濃度で分離できる方法と装置の提供。【解決手段】被処理水と、下限臨界温度を有する温度感応性薬剤を水に溶解した誘引溶液とを半透膜を介して接触させ、被処理水中の水を前記半透膜を通して誘引溶液に移動させ、水で希釈された希釈誘引溶液と膜濃縮水を得る正浸透工程の後、希釈誘引溶液を誘引溶液の下限臨界温度以上の温度まで加温し、相分離した温度感応性薬剤を主体とする濃厚溶液層と、水を主体とし少量の温度感応性薬剤を含有する希薄溶液層とに重力分離する重力分離工程において、希薄溶液層と濃厚溶液層との界面の高さ、濃厚溶液層中の水分又は温度感応性薬剤濃度、希薄溶液層中の水分又は温度感応性薬剤濃度の内の少なくともひとつを測定し、その測定値に応じて加温工程での希釈誘引溶液の加温温度を調整する処に特徴のある水処理方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
被処理水と、下限臨界温度を有する温度感応性薬剤を水に溶解した誘引溶液とを半透膜を介して接触させ、前記被処理水中の水を前記半透膜を通して前記誘引溶液に移動させ、水で希釈された希釈誘引溶液と膜濃縮水を得る正浸透工程と、前記希釈誘引溶液を前記誘引溶液の下限臨界温度以上の温度まで加温する加温工程と、前記加温工程で相分離した温度感応性薬剤を主体とする濃厚溶液層と、水を主体とし少量の温度感応性薬剤を含有する希薄溶液層とに重力分離する重力分離工程と、前記重力分離工程で分離された濃厚溶液を前記誘引溶液の下限臨界温度以下の温度まで冷却した後、前記正浸透工程へ循環し、誘引溶液として再使用する冷却・循環工程と、前記重力分離工程で分離された希薄溶液を膜処理し、膜ろ過水を得る膜処理工程を有する水処理方法であって、前記重力分離工程において、前記希薄溶液層と濃厚溶液層との界面の高さ、前記濃厚溶液層中の水分又は温度感応性薬剤濃度、前記希薄溶液層中の水分又は温度感応性薬剤濃度のうちの少なくともひとつを測定し、その測定値に応じて前記加温工程での希釈誘引溶液の加温温度を調整することを特徴とする水処理方法。
IPC (2件):
FI (3件):
C02F1/44 D
, C02F1/44 A
, B01D61/00 500
Fターム (28件):
4D006GA03
, 4D006GA06
, 4D006GA07
, 4D006GA14
, 4D006JA25A
, 4D006JA66Z
, 4D006KA01
, 4D006KA11
, 4D006KA53
, 4D006KA55
, 4D006KA57
, 4D006KA72
, 4D006KB12
, 4D006KB15
, 4D006KB30
, 4D006KE16P
, 4D006KE16Q
, 4D006MC03
, 4D006MC04
, 4D006MC18
, 4D006MC27
, 4D006MC30
, 4D006MC51
, 4D006MC54
, 4D006MC60
, 4D006MC62
, 4D006PA01
, 4D006PB03
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