特許
J-GLOBAL ID:201503017685810429

カロリメトリックバイオセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-080782
公開番号(公開出願番号):特開2015-200611
出願日: 2014年04月10日
公開日(公表日): 2015年11月12日
要約:
【課題】極微量の生体物質試料5を試料ホルダ6に導入するに当たり、作動媒体中の生体物質を容易に温度センサの感温部に導入固定することができるようにして、熱量的な計測により、生体物質試料に関する情報を得て、生体物質の量や特定ができるようにする超小型のカロリメトリックバイオセンサを提供する。【解決手段】基板1から熱分離した薄膜10は、カンチレバ型もしくは架橋構造型であること、薄膜10に薄膜温度センサ20としての熱電対もしくはサーミスタの感温部22を有していること、感温部22の電極を、電気泳動もしくは誘電泳動における少なくとも1対の電極の一方の電極23aとしても用いると共に、電気泳動もしくは誘電泳動により生体物質試料5が選択的に電極23aの上に捕集付着されるように作動媒体中に露出させ、試料ホルダ6と一部兼用にした。薄膜10の共振周波数シフトも検出可能とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
薄膜(10)上に導入された生体物質試料(5)に関して、カロリメトリックな情報を得るためのカロリメトリックバイオセンサにおいて、前記薄膜(10)は、基板(1)から熱分離した構造であること、該薄膜(10)はカンチレバ型もしくは架橋構造型であること、該薄膜(10)に薄膜温度センサ(20)としての熱電対もしくはサーミスタの感温部(22)を有していること、該感温部(22)の電極を、電気泳動もしくは誘電泳動における少なくとも1対の電極の一方の電極(23a)としても用いると共に、電気泳動もしくは誘電泳動により生体物質試料(5)が選択的に前記電極(23a)の上に捕集付着されるように作動媒体中に露出させた構造とし、試料ホルダ(6)の少なくとも一部と兼用にしたこと、他方の電極(23b)を基板(1)上もしくは薄膜(10)に一体形成していること、上記薄膜(10)の少なくとも感温部(22)は、一様な環境温度に晒されるようにすると共に、薄膜温度センサ(20)の出力を利用して、生体物質試料(5)のカロリメトリックな情報を得るようにしたこと、を特徴とするカロリメトリックバイオセンサ。
IPC (3件):
G01N 25/20 ,  G01N 27/447 ,  G01N 5/02
FI (6件):
G01N25/20 D ,  G01N25/20 F ,  G01N27/26 315Z ,  G01N27/26 321A ,  G01N27/26 315K ,  G01N5/02 A
Fターム (5件):
2G040AB15 ,  2G040CA13 ,  2G040CA22 ,  2G040CB12 ,  2G040DA03

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