特許
J-GLOBAL ID:201503017921509514

織物パーツ、織物パーツを含む複合材料要素、及びこれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 木村 満 ,  毛受 隆典 ,  森川 泰司 ,  桜田 圭 ,  美恵 英樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-510708
公開番号(公開出願番号):特表2015-519486
出願日: 2013年04月18日
公開日(公表日): 2015年07月09日
要約:
本発明は、特に複合材料要素(11)又は複合材料体(12)を製造するために提供され、構成される織物パーツに関する。織物パーツ(10)は、補強経糸(16)及び補強緯糸(17)から作られる補強構造(15)を有する。また結束経糸(27)と結束緯糸(26)とからなる結束構造(25)が提供される。補強構造(15)は少なくとも一つの第1部分(20)を有し、そこでは補強糸(16、17)は直接互いに織り合わされ結束される。この結果、複合材料は織物パーツ(10)の少なくとも一つの第1部分(20)が配置された領域において高い機械的荷重に耐えることができる。補強構造(15)は少なくとも一つの第2部分(21)を有し、そこでは補強糸(16、17)が結束されていない交差位置(22)を形成し、好ましくは引き延ばされた状態で互いに重ね合わせられている。補強構造(15)はしたがって少なくとも一つの第2部分(21)において重ね合わせ構造を構成する。この重ね合わせ構造は結束構造(25)の結束糸(26、27)によって囲まれている。第2部分(21)に提供される補強構造(15)の重ね合わせ構造は、複合材料のこの位置における特に良好なドレープ性と変形性を確保する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複合材料に用いるための織物パーツ(10)であって、 補強経糸(17)及び補強緯糸(16)から形成される補強構造(15)と、 少なくとも一つの第1部分(20)及び少なくとも一つの第2部分(21)と、 を含み、 前記第1部分(20)内の前記補強経糸(17)及び前記補強緯糸(16)は互いに直接結束されており、 前記第2部分(21)内の前記補強経糸(17)は、前記補強経糸(17)と直接織り結束されていない前記補強緯糸(16)の上に配置されており、 前記第2部分(21)はいくつかの側で1以上の第1部分(20)と境界を接しており、及び/又は前記第2部分(21)内の前記補強構造(15)は、結束構造(25)を形成する結束緯糸(26)と結束経糸(27)との間で囲まれており、前記結束経糸及び結束緯糸は結束位置(35)において結束されている、 織物パーツ(10)。
IPC (3件):
D03D 1/00 ,  D03D 15/00 ,  D03D 19/00
FI (4件):
D03D1/00 A ,  D03D15/00 A ,  D03D15/00 D ,  D03D19/00
Fターム (11件):
4L048AA48 ,  4L048AA51 ,  4L048AC09 ,  4L048AC12 ,  4L048BA01 ,  4L048BA02 ,  4L048BA08 ,  4L048CA01 ,  4L048CA04 ,  4L048DA41 ,  4L048EA00
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 補強用繊維織物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-187810   出願人:サカイ産業株式会社, 東レ・デュポン株式会社, 株式会社佐伯建設, 住友ゴム工業株式会社
  • 特開平1-232019
  • 強化樹脂材料及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-314688   出願人:カルソニックカンセイ株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 補強用繊維織物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-187810   出願人:サカイ産業株式会社, 東レ・デュポン株式会社, 株式会社佐伯建設, 住友ゴム工業株式会社
  • 特開平1-232019
  • 強化樹脂材料及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-314688   出願人:カルソニックカンセイ株式会社
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