特許
J-GLOBAL ID:201503017993306838

被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 本多 弘徳 ,  木津 正晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-125820
公開番号(公開出願番号):特開2015-002611
出願日: 2013年06月14日
公開日(公表日): 2015年01月05日
要約:
【課題】単一の刃物部材の簡単な移動操作で電線の絶縁被覆の剥ぎ取りを実現することができ、刃物部材や電線を支持する機構の単純化によって、絶縁被覆の剥ぎ取り処理のコストを低減させることができ、また絶縁被覆の剥ぎ取り時に電線導体を傷つけることのない被覆剥ぎ取り刃及び被覆剥ぎ取り方法を提供すること。【解決手段】板状の本体11の電線割り込ませ溝12の開口側の対向する一対の側縁部に形成されて丸型電線の両側部の絶縁被覆に切り込みを入れる一対の傾斜刃13と、一対の傾斜刃13の終端から電線割り込ませ溝12の中心線O1に平行に延出した一対の平行刃14と、一対の平行刃14の終端間を繋ぐ略円弧状に刃部15aが形成されて半円周状に絶縁被覆を切断する円弧状刃15と、円弧状刃15の裏側に連設されて丸型電線を円弧状刃15の裏側に引くことで絶縁被覆を電線導体から剥ぎ起こす中剥ぎ刃16と、中剥ぎ刃16の終端に連続して形成されて円弧状刃15が電線導体に食い込むことを防止する導体押さえ面17と、を備える。【選択図】図4
請求項(抜粋):
電線の絶縁被覆の剥ぎ取りに使用される被覆剥ぎ取り刃であって、 本体と、 前記電線を割り込ませることが可能に前記本体の一縁に開口して形成された電線割り込ませ溝と、 該電線割り込ませ溝の開口側の対向する一対の側縁部において、前記開口側に向かって徐々に溝幅が広がり、前記電線割り込ませ溝に割り込ませられた前記電線の両側部の前記絶縁被覆に切り込みを入れる一対の第1切り込み部と、 該一対の第1切り込み部の終端から前記電線割り込ませ溝に延出して、前記第1切り込み部が形成した切り込みに進入することで、前記切り込みを押し開く一対の第2切り込み部と、 該一対の第2切り込み部の終端間を繋ぎ、前記電線に押し当てることで、前記電線の両側の切り込みに繋がる前記絶縁被覆を切断する被覆切断部と、 を備えたことを特徴とする被覆剥ぎ取り刃。
IPC (2件):
H02G 1/12 ,  B26B 27/00
FI (2件):
H02G1/12 301G ,  B26B27/00 G
Fターム (6件):
3C061AA02 ,  3C061BA06 ,  3C061EE22 ,  5G353AA14 ,  5G353AC03 ,  5G353CA01

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