特許
J-GLOBAL ID:201503018257335895

雑音抑圧装置、雑音抑圧方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 奥 和幸 ,  石橋 良規
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-017570
公開番号(公開出願番号):特開2015-143805
出願日: 2014年01月31日
公開日(公表日): 2015年08月06日
要約:
【課題】複数のチャネル間でボーカル信号等の雑音に偏りがあっても、観測信号から雑音を適切に抑圧することができる。【解決手段】制御部1は、左観測信号xL(n)から抽出した左音声帯域信号sL(n)についての左音声特徴量Ψ[sL(n)]の大きさに応じて左推定ボーカル信号d^L(n)を推定する。また、制御部1は、右観測信号xR(n)から抽出した右音声帯域信号sR(n)についての右音声特徴量Ψ[sR(n)]の大きさに応じて右推定ボーカル信号d^R(n)を推定する。そして、制御部1は、左推定ボーカル信号d^L(n)に基づいて算出した左分散値σ2dLと、右推定ボーカル信号d^R(n)に基づいて算出した右分散値σ2dRと、楽曲信号を駆動源として含む状態空間モデルに基づく予測法を用いて、左観測信号xL(n)と右観測信号xR(n)とからボーカル音を抑圧する処理を実行する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも2チャネルから入力され、雑音が混在した観測信号から、音声信号を駆動源として含む状態空間モデルに基づく予測法を用いて、前記観測信号から前記雑音を抑圧する雑音抑圧装置であって、 少なくとも第1チャネル及び第2チャネルから入力された第1観測信号及び第2観測信号を取得する取得手段と、 所定の特定帯域における前記第1観測信号から第1抽出信号を抽出し、且つ、前記特定帯域における前記第2観測信号から第2抽出信号を抽出する抽出手段と、 前記第1抽出信号についての第1特徴量と、前記第2抽出信号についての第2特徴量とを決定する第1決定手段と、 前記第1特徴量の大きさに応じて、前記第1観測信号に適用する第1抽出手段の第1抽出度合を決定し、且つ、前記第2特徴量の大きさに応じて、前記第2観測信号に適用する第2抽出手段の第2抽出度合を決定する第2決定手段と、 前記第1抽出度合が決定された前記第1抽出手段の適用により前記第1観測信号から抽出された第3抽出信号に基づいて第1分散値を決定し、且つ、前記第2抽出度合が決定された前記第2抽出手段の適用により前記第2観測信号から抽出された第4抽出信号に基づいて第2分散値を決定する第3決定手段と、 前記第1分散値と前記第2分散値と前記予測法とを用いて、前記第1観測信号と前記第2観測信号とから雑音を抑圧する処理を実行する処理手段と、 を備えることを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (3件):
G10L 21/026 ,  G10K 15/04 ,  G10L 21/030
FI (5件):
G10L21/0264 C ,  G10L21/0264 A ,  G10K15/04 302D ,  G10L21/0308 C ,  G10L21/0308 A
Fターム (1件):
5D108BF08

前のページに戻る