特許
J-GLOBAL ID:201503018266215207
単発式のエアーハンマー工具、及び該単発式のエアーハンマー工具の打撃力調整方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩田 康利
, 松浦 喜多男
, 山本 優
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-090092
公開番号(公開出願番号):特開2015-226976
出願日: 2015年04月27日
公開日(公表日): 2015年12月17日
要約:
【課題】簡易な構成で部材の消耗をできるだけ低く抑え、圧縮空気の圧力を減衰することなくハンマーの前進する力に変換することができ、しかも静止状態にあっては常時ハンマーが定位置に固定される単発式のエアーハンマー工具を提供する。【解決手段】シリンダ6の停止位置αにあるハンマー76に臨む所定位置には一部切欠環状体80が配置され、該一部切欠環状体80の一部が、該シリンダ6内部に向かって突き出されている。また、該停止位置αにある該ハンマー76の該一部切欠環状体80に対応する位置には凹溝77が設けられて該一部切欠環状体80に該凹溝77が係止することで該ハンマー76は該シリンダ6内において該停止位置αに位置決めされている。【選択図】図12
請求項(抜粋):
シリンダと、該シリンダ内に前後摺動可能に配されているハンマーと、該シリンダ内に圧縮空気を導入する操作スイッチと、を備え、
該操作スイッチが一回操作されて該シリンダ内に圧縮空気が導入されると、前記ハンマーが、該シリンダ内に定められた停止位置から、該停止位置より前方に配置された打撃対象物と衝突する衝突位置まで前進し、該打撃対象物と衝突した後、前記停止位置に向かって後進して再び該停止位置で停止する単発式のエアーハンマー工具であって、
前記シリンダの内周面であって前記停止位置に位置した前記ハンマーに臨む所定位置には、弾性部材が、少なくともその一部を該シリンダ内部に向かって突き出すように配置され、かつ、該停止位置に位置した該ハンマーの該弾性部材に対応する位置には、凹部が設けられて該凹部が該弾性部材に係止しており、
前記操作スイッチが一回操作されて導入された圧縮空気の圧力により、停止位置に位置している該ハンマーは前方へ付勢されると共に、該ハンマーにおける前記凹部と前記弾性部材との係止状態が解除されて該ハンマーが前進開始し、さらに前記衝突位置から該停止位置に向かって該シリンダ内を後進する該ハンマーの凹部が前記弾性部材に再び係止することによって該ハンマーが該停止位置で停止するものであり、
前記弾性部材は、
環状の線状材で構成され、一部が切欠して間隙が形成されることで径方向に弾性変形して内径が拡縮自在とされた一部切欠環状体からなり、前記ハンマーが停止位置に位置した状態で該一部切欠環状体の環内に該ハンマーが内嵌されており、
前記停止位置に位置しているハンマーが前方へ付勢された状態にあって、前記一部切欠環状体の中心軸線を含む平面で切断された際の前記線状材の切断面形状が変形することなく、かつ、該一部切欠環状体の内径が拡径することで前記係止状態が解除されて該一部切欠環状体から該ハンマーが離脱し、
後進する該ハンマーが前記一部切欠環状体に嵌合して再び係止する際に、該一部切欠環状体を構成する線状材の前記切断面形状は変形することなく該一部切欠環状体の内径が拡径する
ことを特徴とする単発式のエアーハンマー工具。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開昭56-045384
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ハンマ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-175421
出願人:オールエヤー株式会社
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流体動力式止め具打ち込み装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-244781
出願人:ウンベルトモナチェリ
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