特許
J-GLOBAL ID:201503018590308390

吊りベルト付き袋状包材用クランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 一 ,  蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-174474
公開番号(公開出願番号):特開2015-042578
出願日: 2013年08月26日
公開日(公表日): 2015年03月05日
要約:
【課題】tパックの玉掛け、吊上げ、運搬作業を安全に行う。【解決手段】クランプ1はクレーンのフックに吊下げて使用され、クレーンの操作により、マグネット16でtパックの吊りベルトに取り付けた金具を吸着して吊りベルトを引き上げ、マグネット16にtパックの重量を徐々に掛けることにより各フック12を吊りベルトのループ内に通して閉じ、引き続きtパックを引き上げてマグネット16にその耐荷重よりも大きい重量を掛けることによりマグネット16から金具を切り離して吊りベルトをフック12により支持し、このフック12でtパックを吊り上げるようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
クレーン、フォークリフトを含む各種建設機械のフック、フォークなどの各種の吊上げ手段に吊下げられて、フレキシブルコンテナバッグを含む吊りベルト付き袋状包材の玉掛け作業を補助し、吊りベルト付き袋状包材の運搬に使用する吊りベルト付き袋状包材用クランプであって、 少なくとも2本のアームがそれぞれ、下端に相互に対向可能なフックを有し、上下方向中間又は上端側が枢支軸又はヒンジ部材を介して結合され、全体が略X形又は略逆V形に、前記各アーム下端の各フック間が開閉可能に組まれる作動アームと、 前記作動アームの各アーム間に枢支軸及び/又はヒンジ部材を介して枢着され、前記各アームとともに略菱形形状をなす四節回転機構を構成する少なくとも2本の支持アームと、 前記四節回転機構の下部枢支点の下方に配設される、重量物収容後の前記袋状包材の総重量よりも小さい耐荷重のマグネットと、 前記四節回転機構内に前記四節回転機構の上下の各枢支点間を収縮させる方向に配設され、常態として前記作動アームを開いて前記各フック間を開状態に保持可能な、前記マグネットの耐荷重よりも小さいばね力のばね手段と、 を備え、 前記四節回転機構の上部枢支点又はその付近を前記吊上げ手段に連結することにより、前記各部を前記吊上げ手段に吊下げ、 適時に、前記袋状包材の吊りベルトに前記マグネットに吸着可能な金具を取り付けて、 重量物を収容後の前記袋状包材を吊り上げ、運搬する場合、 前記吊上げ手段の操作により、前記マグネットで前記吊りベルトの金具を吸着して前記吊りベルトを引き上げ、前記マグネットに前記袋状包材の重量を徐々に掛け、前記四節回転機構の上下の枢支点間を前記ばね手段のばね力に抗して伸長させることにより前記作動アームを閉動し、前記各フックを前記吊りベルトのループ内に通して当該ループ内で閉じ、引き続き前記袋状包材を引き上げて前記マグネットに当該マグネットの耐荷重よりも大きい重量を掛けることにより前記マグネットから前記金具を切り離して、前記吊りベルトを前記各フック間で支持し、前記フックにより前記吊りベルトを引き上げて前記袋状包材を吊り上げ、 前記袋状包材を降ろす場合、 前記吊上げ手段の操作により、前記袋状包材を吊り降ろし着床させて、前記ばね手段の弾性復帰により前記四節回転機構の上下の各枢支点間を収縮させることにより前記作動アームを開動し、前記各フックを開状態に戻して前記吊りベルトから離脱させる形式を取る、 ことを特徴とする吊りベルト付き袋状包材用クランプ。
IPC (2件):
B66C 1/28 ,  B66C 1/12
FI (2件):
B66C1/28 C ,  B66C1/12 G
Fターム (4件):
3F004AA04 ,  3F004AA07 ,  3F004AB11 ,  3F004LC01

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