特許
J-GLOBAL ID:201503018725262670

補助動力付車椅子、補助動力付車椅子の設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 振角 正一 ,  梁瀬 右司 ,  大西 一正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-141730
公開番号(公開出願番号):特開2015-013009
出願日: 2013年07月05日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
【課題】ハンドリム4の操作方向によってハンドリム4の中立点Xmf、Xmbの位置が異なる場合であっても、良好な運転感覚を実現する。【解決手段】車輪3に対して前進方向Dfに変位したハンドリム4がスプリングS1、S2の弾性力によって後進方向Dbに戻って静止する中立点Xmfと、車輪3に対して後進方向Dbに変位したハンドリム4がスプリングS1、S2の弾性力によって前進方向Dfに戻って静止する中立点Xmbとを含むように、変換特性f3・f2の変位量Xに対する不感帯Z2が設定されている。このように、操作方向によって位置の異なる中立点Xmf、Xmbを変換特性f3・f2の不感帯Z2に含めることで、操作方向によって中立点Xmf、Xmbの位置が異なることが操作感覚に及ぼす影響を緩和して、良好な運転感覚の実現を図ることが可能となっている。【選択図】図12
請求項(抜粋):
回転自在な車輪と、 第1方向および前記第1方向と逆の第2方向の双方向へ前記車輪に対して回転自在なハンドリムと、 前記車輪と前記ハンドリムとの間を接続して前記ハンドリムに印加されたトルクに応じて変形する弾性部材と、 前記車輪に対する前記ハンドリムの変位量を駆動信号に変換する制御部と、 前記駆動信号に応じた補助動力を前記車輪に与える駆動源と を備え、 前記制御部は、所定の変換特性に従って前記変位量を前記駆動信号に変換し、 前記車輪に対して前記第1方向に変位させた前記ハンドリムが前記弾性部材の弾性力によって前記第2方向に戻って静止した第1中立点と、前記車輪に対して前記第2方向に変位させた前記ハンドリムが前記弾性部材の弾性力によって前記第1方向に戻って静止した第2中立点とを含むように、前記変換特性の前記変位量に対する不感帯が設定されている補助動力付車椅子。
IPC (1件):
A61G 5/04
FI (1件):
A61G5/04 501

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