特許
J-GLOBAL ID:201503018765926580
冷凍サイクル装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-008372
公開番号(公開出願番号):特開2015-137778
出願日: 2014年01月21日
公開日(公表日): 2015年07月30日
要約:
【課題】蒸発圧力調整弁を備える冷凍サイクル装置において、圧縮機の消費動力の不必要な増加を抑制する冷凍サイクル装置を提供する。【解決手段】蒸発圧力調整弁19として、筒状弁体部92の変位量Lの増加に対する冷媒通路面積の増加度合が変位量Lの増加に比例して線形的に増加する場合の増加度合よりも大きくなっているものを採用して、設定圧力が目標蒸発圧力よりも低くなるようにする。さらに、蒸発器における冷媒蒸発圧力が、設定圧力および目標蒸発圧力のうち高い方の値である目標蒸発圧力に近づくように、圧縮機の作動を制御する。これにより、蒸発圧力調整弁19を用いることによって生じる制御干渉を抑制し、圧縮機の消費動力を不必要に増加させることなく、室内蒸発器に要求される冷却能力を発揮させることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(11)と、
前記圧縮機(11)から吐出された冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器(16)と、
前記室外熱交換器(16)から流出した冷媒を減圧させる減圧手段(15b)と、
前記減圧手段(15b)にて減圧された低圧冷媒と熱交換対象流体とを熱交換させて前記低圧冷媒を蒸発させる蒸発器(18)と、
前記蒸発器(18)における冷媒蒸発圧力(Pe)が予め定めた基準蒸発圧力以上となるように調整する蒸発圧力調整弁(19)と、
前記蒸発器(18)における目標蒸発圧力(PEO)を決定する目標蒸発圧力決定手段(S8)と、
前記圧縮機(11)の作動を制御する吐出能力制御手段(40a)と、を備え、
前記目標蒸発圧力決定手段(S8)は、前記蒸発器(18)に要求される前記熱交換対象流体の冷却能力の増加に伴って、前記目標蒸発圧力(PEO)を低下させるように決定するものであり、
前記蒸発圧力調整弁(19)は、前記蒸発器(18)を流通する冷媒流量の増加に伴って、設定圧力(Pset)が上昇する構成になっており、
前記吐出能力制御手段(40a)が前記圧縮機(11)の作動を制御した際に、前記冷媒蒸発圧力が前記目標蒸発圧力(PEO)および前記設定圧力(Pset)のうち高い方に近づくように調整されることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
FI (4件):
F25B1/00 304F
, F25B1/00 304Q
, B60H1/22 651B
, F25B1/00 101E
Fターム (7件):
3L211BA32
, 3L211DA23
, 3L211DA27
, 3L211DA30
, 3L211EA38
, 3L211FB05
, 3L211GA34
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