特許
J-GLOBAL ID:201503018945235810

バイオセンサおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梁瀬 右司 ,  振角 正一 ,  丸山 陽介
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013056595
公開番号(公開出願番号):WO2013-137173
出願日: 2013年03月11日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
酵素層およびメディエータ層それぞれが酸素原子の二重結合を有さない親水性高分子を含むことにより、長期間保管可能なバイオセンサを簡単に製造することができる技術を提供する。 酵素層106bおよびメディエータ層106cが反応層106として一緒に形成されるので、従来のように、カバー層130および電極層110それぞれに個別に酵素層106bおよびメディエータ層106cをそれぞれ形成する必要がなく、簡単に反応層106を形成することができ、酵素層106bおよびメディエータ層106cそれぞれが酸素原子の二重結合を有さない親水性高分子を含むことにより、保管状態において、酵素とメディエータとの反応が抑制されると共に、メディエータ層106cのメディエータが還元されるのが抑制されるため、長期期間保管可能なバイオセンサ100を簡単に製造することができる。
請求項(抜粋):
絶縁性基板の一方面に作用極および対極を含む電極系が設けられた電極層と、 スリットが形成されて、前記スリットが前記作用極および前記対極の先端側に配置されて前記電極層の前記一方面に積層されるスペーサ層と、 前記電極層および前記スリットにより形成されて試料が供給されるキャビティと、 前記キャビティに連通する空気穴が形成されて前記キャビティを被覆して前記スペーサ層に積層されるカバー層と、 前記キャビティに露出する前記作用極および前記対極の先端側に設けられた反応層とを備えるバイオセンサの製造方法において、 測定対象物質と反応する酵素および酸素原子の二重結合を有さない親水性高分子を含む酵素層を形成する酵素層形成工程と、 メディエータおよび酸素原子の二重結合を有さない親水性高分子を含むメディエータ層を形成するメディエータ層形成工程と を有する反応層形成工程を備えることを特徴とするバイオセンサの製造方法。
IPC (1件):
G01N 27/327
FI (1件):
G01N27/30 353R

前のページに戻る