特許
J-GLOBAL ID:201503019137547194

ステンレス鋼と樹脂の複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-037224
公開番号(公開出願番号):特開2012-193448
特許番号:特許第5766135号
出願日: 2012年02月23日
公開日(公表日): 2012年10月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 形状化された、微細孔が形成されていないステンレス鋼基材を用意する工程と、 前記ステンレス鋼基材を活性化処理して、その表面に形成された自然酸化物皮膜を除く工程と、 活性化処理を経た前記ステンレス鋼基材に対して、陽極酸化処理を行うことによって、前記ステンレス鋼基材の表面に平均内径が100〜500nmである無数の微細孔を有する膜層を形成する工程と、 陽極酸化処理を経た前記ステンレス鋼基材を射出成形金型内にインサートして、前記ステンレス鋼基材の膜層に向かって溶融した結晶型熱可塑性樹脂を注入し、且つ前記溶融樹脂を前記ステンレス鋼基材の表面に形成された微細孔に侵入させた状態で、前記溶融樹脂を硬化して樹脂部材を成形する工程と、を備え、 前記陽極酸化処理は、前記ステンレス鋼基材を陽極とし、チタン板を陰極とし、硝酸、三価の塩化鉄及び添加剤を含有する酸性電解液を通電して行い、前記酸性電解液において、硝酸の質量濃度が1%〜10%であり、三価の塩化鉄の質量濃度が10%以上であり、前記ステンレス鋼基材を通過する電流の密度は1〜10A/dm2であり、陽極酸化する時に必要とする通電時間は1〜3分であり、且つ陽極酸化している間の前記酸性電解液の温度は15〜60°Cに保たれることを特徴とするステンレス鋼と樹脂の複合体の製造方法。
IPC (2件):
C25D 11/34 ( 200 6.01) ,  C23G 1/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
C25D 11/34 301 ,  C23G 1/08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-270498
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-270498
  • 特開昭63-270498
  • 特開昭63-270498
引用文献:
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