特許
J-GLOBAL ID:201503019464050007

サスペンションブッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-535619
公開番号(公開出願番号):特表2015-535914
出願日: 2012年10月05日
公開日(公表日): 2015年12月17日
要約:
縦置式のサスペンションブッシュにおいて、軸方向のバネを強くするとともに、こじり方向のバネを低下させ、応力歪を少なくする。内筒22、中間板26及び外筒24を配置し、弾性部材28で弾性的に連結したサスペンションブッシュ20を構成する。内筒22の軸線Cを上下方向(Z方向)に縦置きする。内筒22は軸方向中央に膨出部30を備え、これを中間板26の軸方向中央に形成された曲面部40で囲む。中間板26の曲面部40両側は、最接近部42を経て、軸方向外方へ拡開する拡開端部44とする。弾性部材28の軸方向端部には、内側すぐり部54、外側すぐり部56が設けられている。こじりが入力すると、内筒22に対して外筒24と中間板26が相対的に変化するが、拡開端部44のため、こじり角θは大きくなって、中間板26が内筒22の端部34と干渉しにくくなるとともに、こじり方向のバネが低バネ化する。また、ボリューム増大部58を最接近部42の凹部に形成することで軸方向が高バネ化する。
請求項(抜粋):
内筒(22)と、その外側周囲を囲み間隔を持って配置された外筒(24)と、これら内筒(22)及び外筒(24)の間へそれぞれと間隔を持って配置された中間板(26)と、これら内筒(22)、中間板(26)及び外筒(24)を弾性的に連結して防振主体をなす弾性部材(28)とを備え、 前記弾性部材(28)は、前記内筒(22)と前記中間板(26)の間に設けられる内側部分(50)と、前記中間板(26)と前記外筒(24)との間に設けられる外側部分(52)とを備え、 前記内筒(22)は軸方向中間部に設けられた軸直交方向外方へ突出する膨出部(30)と、その軸方向両側に設けられた小径の端部(34)を備え、 前記中間板(26)は、前記膨出部(30)を囲む曲面部(40)と、前記端部(34)を囲み軸方向外方側が前記端部(34)から次第に離れるように傾斜する拡開端部(44)を備えることを特徴とするサスペンションブッシュ。
IPC (4件):
F16F 1/393 ,  B60G 7/02 ,  F16F 1/38 ,  F16F 1/387
FI (4件):
F16F1/393 ,  B60G7/02 ,  F16F1/38 H ,  F16F1/387 D
Fターム (19件):
3D301AA68 ,  3D301AA72 ,  3D301AA76 ,  3D301AA80 ,  3D301AA81 ,  3D301AA83 ,  3D301DA90 ,  3D301DB03 ,  3D301DB12 ,  3J059AA02 ,  3J059AB11 ,  3J059BA42 ,  3J059BA74 ,  3J059BA77 ,  3J059BB01 ,  3J059BC05 ,  3J059BD06 ,  3J059DA02 ,  3J059GA02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-143573   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • サスペンションブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-286708   出願人:豊田合成株式会社
  • 液体封入ブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-005594   出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-143573   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • サスペンションブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-286708   出願人:豊田合成株式会社
  • 液体封入ブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-005594   出願人:本田技研工業株式会社

前のページに戻る