特許
J-GLOBAL ID:201503019717343617

ガス濃度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-197114
公開番号(公開出願番号):特開2015-064227
出願日: 2013年09月24日
公開日(公表日): 2015年04月09日
要約:
【課題】異常検出部の構造を簡素にでき、かつ配線が断線しているか否かを短時間で判断できるガス濃度検出装置を提供する。【解決手段】同一の固体電解質体22に、ポンプ電極23pとモニタ電極23mとセンサ電極23sと基準電極23bとを形成してある。これら複数の電極23のうち特定の電極23(ポンプ電極23p)に交流電圧を加える。このときに固体電解質体22を介してポンプ電極23pとその他の電極23との間を流れる交流電流を、電流測定部30p,30m,30sを用いて測定する。そして、得られた複数の電流測定値のうち少なくとも一つが予め定められた値よりも小さい場合に、複数の配線24のうち少なくとも一つが断線していると判断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガスセンサ(2)と、該ガスセンサ(2)に接続した異常検出部(3)とを有するガス濃度検出装置(1)であって、 上記ガスセンサ(2)は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体(22)と、該固体電解質体(22)の両面にそれぞれ形成した電極(23)と、個々の上記電極(23)に接続し該電極(23)に流れる電流の経路をなす配線(24)とを備え、 上記電極(23)には、上記固体電解質体(22)の一方の面に形成され被測定ガスに曝されるポンプ電極(23p)及びモニタ電極(23m)及びセンサ電極(23s)と、上記固体電解質体(22)の他方の面に形成され基準ガスに曝される基準電極(23b)とがあり、 上記固体電解質体(22)と上記ポンプ電極(23p)と上記基準電極(23b)とによって、上記被測定ガス中の酸素濃度を調整するポンプセル(11)が形成され、上記固体電解質体(22)と上記モニタ電極(23m)と上記基準電極(23b)とによって、上記被測定ガス中の酸素濃度を測定するモニタセル(12)が形成され、上記固体電解質体(22)と上記センサ電極(23s)と上記基準電極(23b)とによって、上記被測定ガスに含まれる特定ガスの濃度を検出するセンサセル(13)が形成され、 上記ポンプ電極(23p)と上記モニタ電極(23m)と上記センサ電極(23s)と上記基準電極(23b)とは、同一の上記固体電解質体(22)に形成されており、 上記異常検出部(3)は、上記複数の電極(23)のうち特定の電極(23)に交流電圧を加え、この際に上記固体電解質体(22)を介して上記特定の電極(23)とその他の上記電極(23)との間を流れる交流電流を、上記ポンプセル(11)と上記モニタセル(12)と上記センサセル(13)とにそれぞれ接続した電流測定部(30)を用いて測定すると共に、得られた複数の電流測定値のうち少なくとも一つが予め定められた値よりも小さい場合に、上記複数の電極(23)にそれぞれ接続した上記配線(24)のうち少なくとも一つが断線していると判断することを特徴とするガス濃度検出装置(1)。
IPC (2件):
G01N 27/26 ,  G01N 27/416
FI (2件):
G01N27/26 391Z ,  G01N27/46 331

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