特許
J-GLOBAL ID:201503019849502561

界面制御機構及び界面制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 好昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-015314
公開番号(公開出願番号):特開2015-141375
出願日: 2014年01月30日
公開日(公表日): 2015年08月03日
要約:
【課題】本発明は、作用電極に接する2種類の液体の間の界面の形状を変化させる場合に作用電極に印加する電圧を低電圧にすることができるとともに高速で制御することができる界面制御機構及び界面制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】作用電極Eに接するように配置された第一液体W及び第一液体Wと不混和性を有する第二液体Oの間に形成された界面N3の形状を制御するため、第一液体Wに、第二液体Oに対して難溶性で作用電極Eの電極面に吸着して酸化還元される反応物質Cと、反応物質Cの支持電解質として機能するイオン性の界面活性剤Kとを溶解し、第二液体Oに、界面活性剤Kを溶解し、反応物質Cの酸化還元反応が可逆的に生じるように作用電極Eに電圧を印加して第二液体O内の界面活性剤Kが電極面に吸着又は脱離することで界面N3の形状を変化させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作用電極が配置されるとともに当該作用電極の電極面に接するように第一液体及び当該第一液体と不混和性を有する第二液体が配置された液体収容部を備え、前記第一液体及び前記第二液体の間に形成される界面の形状を制御する界面制御機構であって、前記第一液体には、前記第二液体に対して難溶性であるとともに電極反応により前記作用電極の電極面に対して吸着して酸化還元される反応物質及び当該反応物質の支持電解質として機能するイオン性の界面活性剤が溶解しており、前記第二液体には、前記界面活性剤が溶解しており、前記反応物質の酸化還元反応が可逆的に生じるように前記作用電極に電圧を印加する電圧印加部を備えており、電圧印加により前記第二液体が接する前記作用電極の電極面に吸着した前記反応物質の可逆的な酸化還元反応に基づいて前記第二液体内の前記界面活性剤が電極面に吸着又は脱離することで前記界面の形状を変化させる界面制御機構。
IPC (1件):
G02F 1/19
FI (1件):
G02F1/19
Fターム (18件):
2K101AA11 ,  2K101CA06 ,  2K101CB01 ,  2K101CB26 ,  2K101CB31 ,  2K101CC13 ,  2K101CC16 ,  2K101CC31 ,  2K101EC12 ,  2K101EC23 ,  2K101EC26 ,  2K101ED22 ,  2K101EE02 ,  2K101EJ16 ,  2K101EJ22 ,  2K101EK13 ,  2K101EK21 ,  2K101EK35
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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