特許
J-GLOBAL ID:201503020019311370

高次アンビソニックス信号表現を圧縮又は圧縮解除するための方法又は装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 倉持 誠 ,  石井 たかし ,  吹田 礼子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-511988
公開番号(公開出願番号):特表2015-520411
出願日: 2013年05月06日
公開日(公表日): 2015年07月16日
要約:
高次アンビソニックス(HOA)は、拡声器の設定とは独立して、スイートスポット近辺の完全なサウンドフィールドを表現する。空間解像度が高い場合、多数のHOA係数を必要とする。本発明では、支配的なサウンド方向が推定され、HOA信号表現は、時間ドメインにおける支配的方向信号及び関連方向情報と、HOAドメインにおけるアンビエント成分とに分解され、その後に低次数化によりアンビエント成分を圧縮する処理が続く。低次数化されたアンビエント成分は空間ドメインに変換され、方向信号とともに知覚的にエンコードされる。受信機の側では、エンコードされた方向信号及び低次数化されエンコードされたアンビエント成分は、低次数化されたHOAドメイン表現に変換され、その後に次数拡張処理が続く。方向信号、対応する方向情報、及びオリジナルの次数のアンビエントHOA成分から、完全なHOA表現が再構成される。
請求項(抜粋):
高次アンビソニックス(HOA)信号表現を圧縮する方法であって、 支配的な方向を推定するステップであって、前記支配的な方向は、エネルギが支配的なHOA信号成分の電力分布方向に依存する、ステップと、 前記HOA信号成分を、時間ドメインにおける複数の支配的な方向信号及び関連する方向情報と、HOAドメインにおける残留アンビエント成分とに分解するステップであって、前記残留アンビエント成分は、前記HOA信号表現と前記支配的な方向信号の表現との間の差分を表す、ステップと、 前記残留アンビエント成分の次数を元の次数より減らすことにより、前記残留アンビエント成分を圧縮するステップと、 低次数化された前記残留アンビエント成分を、空間ドメインに変換するステップと、 変換された前記残留アンビエント成分と前記支配的な方向信号とを知覚的に符号化するステップと を有する方法。
IPC (1件):
G10L 19/008
FI (1件):
G10L19/008

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