特許
J-GLOBAL ID:201503020140829190

絶縁体用ポリエチレン系樹脂組成物およびそれを用いた高周波同軸ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 特許業務法人浅村特許事務所 ,  浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  下村 克彦 ,  池田 幸弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-065597
公開番号(公開出願番号):特開2012-211315
特許番号:特許第5829160号
出願日: 2012年03月22日
公開日(公表日): 2012年11月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 直鎖状ポリエチレン(α)90〜60質量%と、高圧法低密度ポリエチレン(β)10〜40質量%を含んでなる絶縁体用ポリエチレン系樹脂組成物(γ)であって、下記(γ-1)〜(γ-5)の要件を満たし、 かつ前記直鎖状ポリエチレン(α)が、下記(α-1)〜(α-4)の要件を満たし、 かつ前記高圧法低密度ポリエチレン(β)が、下記(β-1)〜(β-3)の要件を満たすことを特徴とする、上記絶縁体用ポリエチレン系樹脂組成物。 (γ-1)密度が930〜960kg/m3である。 (γ-2)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが0.1〜20g/10分である。 (γ-3)示差走査型熱量計による昇温測定において得られる吸熱曲線の融点ピークが一つである。 (γ-4)伸長粘度の測定においてひずみ硬化性を有し、かつ、ひずみ硬化度(λmax)が2.0〜30である。 (γ-5)空洞共振器摂動法による2.45GHzのtanδが0.7×10-4〜1.5×10-4である。 (α-1)エチレン単独重合体又はエチレンから導かれる繰り返し単位と1又は2種以上の炭素数3〜20のα-オレフィンから導かれる繰り返し単位とからなる共重合体である。 (α-2)密度が935〜975kg/m3である。 (α-3)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが0.1〜20g/10分である。 (α-4)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法により求められるMw/Mnが、3〜7である。 (Mnは数平均分子量であり、Mwは重量平均分子量であり、Mw/Mnは分子量分布を表す指標である。) (β-1)密度が910〜930kg/m3である。 (β-2)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが0.1〜10g/10分である。 (β-3)ゲルパーミエーションクロマトグラフにより求められる換算分子量106以上の成分の占有率が全体の4.0〜9.0質量%である。
IPC (4件):
C08L 23/04 ( 200 6.01) ,  C08L 23/08 ( 200 6.01) ,  C08J 9/04 ( 200 6.01) ,  H01B 3/44 ( 200 6.01)
FI (4件):
C08L 23/04 ,  C08L 23/08 ,  C08J 9/04 101 ,  H01B 3/44 F
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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