特許
J-GLOBAL ID:201503020301792039

肌焼鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  寺本 光生 ,  棚井 澄雄 ,  勝俣 智夫 ,  山口 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-108077
公開番号(公開出願番号):特開2015-224350
出願日: 2014年05月26日
公開日(公表日): 2015年12月14日
要約:
【課題】高価な元素であるNiおよびMoを極力含有せず、Cr含有量を高めた成分組成を有し、冷間鍛造性の異方性が小さく、浸炭焼入による浸炭異常層の深さが浅い、冷間鍛造性と焼入性に優れる肌焼鋼を提供する。【解決手段】質量%で、Si:0.02〜1.00%、Mn:0.30〜1.00%、S:0.002〜0.015%、Cr:1.50〜3.00%、Te:0.0003〜0.0050%を含有し、Si、Mn、Cr、SおよびTeの含有量が、下記fn1、fn2およびfn3の値でそれぞれ30≦fn1≦150、fn2≦0.010および0.70≦fn3≦1.10を満たす肌焼鋼。fn1:Mn/S・・・(1)、fn2:Cr×Te・・・(2)、fn3:Cr/(Si+2Mn)・・・(3)、但し、(1)式、(2)式および(3)式中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。【選択図】図5
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.10〜0.30%、 Si:0.02〜1.00%、 Mn:0.30〜1.00%、 S:0.002〜0.015%、 Cr:1.50〜3.00%、 Al:0.010〜0.050%、 N:0.0040〜0.0250%、 Te:0.0003〜0.0050% を含有し、 P:0.020%以下、 Ti:0.005%未満、 O:0.0015%以下 に制限し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、 Si、Mn、Cr、SおよびTeの含有量が、下記の(1)式、(2)式および(3)式で表されるfn1、fn2およびfn3の値でそれぞれ30≦fn1≦150、fn2≦0.010および0.70≦fn3≦1.10を満たすことを特徴とする肌焼鋼。 fn1:Mn/S・・・(1) fn2:Cr×Te・・・(2) fn3:Cr/(Si+2Mn)・・・(3) 但し、(1)式、(2)式および(3)式中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。
IPC (2件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60
FI (2件):
C22C38/00 301N ,  C22C38/60

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