特許
J-GLOBAL ID:201503020477996234

ガラス板の製造方法、および撹拌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): グローバル・アイピー東京特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-268954
公開番号(公開出願番号):特開2015-124107
出願日: 2013年12月26日
公開日(公表日): 2015年07月06日
要約:
【課題】熔融ガラスが流動する経路を確保することにより、熔融ガラスの均質化を十分に行うことのできるガラス板の製造方法、および撹拌装置を提供する。【解決手段】ガラス板の製造方法であって、熔融ガラスをスターラを用いて撹拌する撹拌工程を備え、前記スターラは、回転軸と、互いに間隔をあけて配された複数の撹拌翼と、を有し、前記撹拌翼は、複数の支持部と、前記支持部の一面上に、凹状に形成された第1の羽根部材と、前記支持部の他面上に、凸状に形成された第2の羽根部材と、を含むとともに、前記支持部の一面から他面に流路が形成され、前記撹拌工程では、前記熔融ガラスが、撹拌槽の内壁から前記第1の羽根部材に向かう第1の方向に流れ、その後、前記流路を通って前記第2の羽根部材に向けて流れ、さらに、前記撹拌槽の内壁に向かう前記第2の方向に流れる熔融ガラスの流れをつくることを特徴とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ガラス板の製造方法であって、 ガラス原料を熔解して熔融ガラスをつくる熔解工程と、 熔融ガラスを撹拌槽内でスターラを用いて撹拌する撹拌工程と、 前記撹拌された熔融ガラスを成形してシートガラスをつくる成形工程と、を備え、 前記スターラは、回転軸と、前記回転軸の軸方向に沿って互いに間隔をあけて配された複数の撹拌翼と、を有し、 前記撹拌翼は、前記回転軸と直交するように前記回転軸から前記撹拌槽の内壁に向かって板状に延びた複数の支持部と、前記支持部の一面上に、前記スターラが回転する方向に凹状に形成された第1の羽根部材と、前記支持部の他面上に、前記スターラが回転する方向に凸状に形成された第2の羽根部材と、を含むとともに、前記支持部の一面から他面に前記熔融ガラスが流れる流路が形成され、 前記撹拌工程では、前記スターラを一方の回転方向に回転させることで、前記熔融ガラスが、前記撹拌槽の内壁から前記第1の羽根部材に向かう第1の方向に流れ、その後、前記流路を通って前記第2の羽根部材に向けて流れ、さらに、前記第2の羽根部材から前記撹拌槽の内壁に向かう前記第2の方向に流れる熔融ガラスの流れをつくることを特徴とするガラス板の製造方法。
IPC (1件):
C03B 5/187
FI (1件):
C03B5/187

前のページに戻る