特許
J-GLOBAL ID:201503020487459601

押出性と耐粒界腐食性に優れた微細孔中空形材用アルミニウム合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  福地 律生 ,  中村 朝幸 ,  永坂 友康
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013059284
公開番号(公開出願番号):WO2013-150957
出願日: 2013年03月28日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
微細孔中空形材用アルミニウム合金として、耐粒界腐食性に問題があるCuの含有量を抑え、自然電位を貴に維持することが可能で、押出性を阻害しない遷移金属を添加した優れた耐食性と押出性を有するアルミニウム合金を提供する。 質量%で、Fe:0.05〜0.20%、Si:0.10%以下、Cu:0.15〜0.32%、Mn:0.08〜0.15%、Zr:0.05%以下、Ti:0.06〜0.15%、Cr:0.03%以下、残部:Alおよび不可避不純物から成る化学組成を有し、合金ビレット中のガス量が0.25cc/100g以下であるアルミニウム合金。上記化学組成を有するDC鋳造ビレットを、鋳造条件と溶湯処理により、ガス含有量を低減し0.25cc/100g以下とするように製造し、その後、80°C/時間以下の速度で550〜590°Cに加熱して0.5〜6時間保持した後、450〜350°Cの範囲で0.5〜1時間保持するか、もしくは50°C/時間の冷却速度で200°C以下まで冷却する均熱化処理を施すアルミニウム合金の製造方法。
請求項(抜粋):
質量%で、Fe:0.05〜0.20%、Si:0.10%以下、Cu:0.15〜0.32%、Mn:0.08〜0.15%、Zr:0.05%以下、Ti:0.06〜0.15%、Cr:0.03%以下、残部:Alおよび不可避不純物から成る化学組成を有し、合金ビレット中のガス量が0.25cc/100g以下であることを特徴とする、押出性と耐粒界腐食性に優れた微細孔中空形材用アルミニウム合金。
IPC (2件):
C22C 21/00 ,  C22F 1/057
FI (2件):
C22C21/00 J ,  C22F1/057

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