特許
J-GLOBAL ID:201503020524297919
汚染物質の移流拡散解析方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
羽鳥 修
, 前田 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-014549
公開番号(公開出願番号):特開2015-141122
出願日: 2014年01月29日
公開日(公表日): 2015年08月03日
要約:
【課題】オイラリアン・ラグラジアン手法による移流拡散解析方法において、数値分散が生じるのを抑制して、地下水汚染の精度の良いシミュレーションを行うことができる汚染物質の移流拡散解析方法を提供する。【解決手段】オイラリアン・ラグラジアン手法による基礎方程式における移流項の解析は、基準要素ごとに所定のタイミングで行われて、各節点の汚染物質の濃度が、移流元の仮想節点の濃度によって更新されるようになっており、基準要素ごとに移流項の解析が行われる所定のタイミングは、1又は2以上の所定のタイムステップの後の、移流元の仮想節点A2から当該基準要素E0の節点A0までの移動量が、x方向、y方向、又はz方向の少なくとも1方向において、メッシュ分割された基準要素の略要素幅に相当する移動量となるタイミングとなっている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
移流拡散方程式を解く有限要素解析プログラムを用いた地下水による汚染物質の移流拡散解析方法であって、
前記移流拡散方程式として、オイラリアン・ラグラジアン手法による基礎方程式が用いられ、
該基礎方程式における移流項の解析は、メッシュ分割された基準要素ごとに、所定のタイミングで行われて、各節点の汚染物質の濃度が、移流元の仮想節点の汚染物質の濃度によって更新されるようになっており、
前記移流元の仮想節点は、前記有限要素解析プログラムによる浸透流解析によって解析された、場所によって異なる地下水の流速や流向にしたがって、1又は2以上の所定のタイムステップの後に、当該基準要素の各節点まで移動してきた移流元として算定される仮想の節点であり、
基準要素ごとに移流項の解析が行われる前記所定のタイミングは、1又は2以上の所定のタイムステップの後の、前記移流元の仮想節点から当該基準要素の各節点までの移動量が、x方向、y方向、又はz方向の少なくとも1方向において、メッシュ分割された基準要素の略要素幅に相当する移動量となるタイミングとなっており、
基準要素の各節点の濃度が更新される、前記移流元の仮想節点の濃度は、当該移流元の仮想節点が含まれる基準要素の各節点の既知の濃度から、内挿補間することによって算定されるようになっている汚染物質の移流拡散解析方法。
IPC (3件):
G01V 9/02
, G06F 19/00
, G01N 33/24
FI (3件):
G01V9/02
, G06F19/00 110
, G01N33/24 B
Fターム (4件):
2G105AA02
, 2G105GG06
, 2G105LL06
, 5L049DD02
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