特許
J-GLOBAL ID:201503020729305506

脂肪化合物の酸化的分子切断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 園田 吉隆 ,  小林 義教
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-548163
公開番号(公開出願番号):特表2015-502392
出願日: 2012年12月21日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
本発明は、脂肪化合物の酸化的分子切断方法において、少なくとも一種の脂肪族カルボン酸で構成される、脂肪組成物と称する液体組成物を形成し、前記脂肪組成物は脂肪化合物を含む、方法であって、次に、前記脂肪組成物に、前記脂肪化合物と水とのエマルションを形成することが可能な、少なくとも一種の第4級アンモニウム塩の水溶液を添加し、次いで、前記エマルションに、過酸化水素(H2O2)を含む組成物中の、少なくとも一種のタングストリン酸の液体溶液を添加して、エマルション中にその場で、タングストリン酸と、一又は複数種の第4級アンモニウム塩の少なくとも一種の第4級アンモニウムとで形成される、相間移動触媒のある量を形成し、脂肪化合物の酸化的分子切断を可能にするようにすることを特徴とする、方法に関する。
請求項(抜粋):
不飽和脂肪族カルボン酸、不飽和脂肪族カルボン酸のエステル、脂肪族エポキシカルボン酸、脂肪族エポキシカルボン酸のエステル、不飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸及び不飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸のエステルからなる群から選択される脂肪化合物の酸化的分子切断方法であって、 - 少なくとも一種の脂肪族カルボン酸で構成される、脂肪組成物と称する組成物を形成し、前記脂肪組成物は脂肪化合物を含む、方法において、 - 次に、前記脂肪組成物に、前記脂肪化合物と水とのエマルションを形成することが可能な、少なくとも一種の第4級アンモニウム塩の水溶液を添加し、次いで - 前記エマルションに、過酸化水素(H2O2)を含む組成物中の少なくとも一種のタングストリン酸の液体溶液を添加して、 エマルション中にその場で、タングストリン酸と、一又は複数種の第4級アンモニウム塩の少なくとも一種の第4級アンモニウムとで形成される、相間移動触媒と称する触媒のある量を形成し、脂肪化合物の酸化的分子切断を可能にするようにすることを特徴とする、方法。
IPC (6件):
C07C 51/285 ,  C07C 53/122 ,  C07C 53/126 ,  C07C 55/18 ,  C07C 55/08 ,  C07C 55/12
FI (6件):
C07C51/285 ,  C07C53/122 ,  C07C53/126 ,  C07C55/18 ,  C07C55/08 ,  C07C55/12
Fターム (14件):
4H006AA02 ,  4H006AC46 ,  4H006BA14 ,  4H006BA51 ,  4H006BA65 ,  4H006BC10 ,  4H006BC31 ,  4H006BC32 ,  4H006BC34 ,  4H006BD36 ,  4H006BD52 ,  4H006BE32 ,  4H039CA65 ,  4H039CC30
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 不飽和カルボン酸の酸化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-183639   出願人:日本合成化学工業株式会社
  • 特表平7-502035
  • 特表平7-502035

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