特許
J-GLOBAL ID:201503020872363003

銅製錬において発生する廃酸の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 正緒 ,  辻川 典範
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-062926
公開番号(公開出願番号):特開2015-182052
出願日: 2014年03月26日
公開日(公表日): 2015年10月22日
要約:
【課題】 銅製錬で発生する廃酸を処理する際に、1次及び2次硫化工程で得られる硫化澱物に富むスラリーの各脱水ステップにおける脱水設備の監視や濾布交換等の保守点検に要する作業の削減を図り、効率的で経済性に優れた廃酸の処理方法を提供する。【解決手段】 廃酸に硫化剤を混合して重金属を硫化し、得られた硫化澱物を含む1次スラリーと1次清澄液とに分離する1次硫化工程と、1次清澄液に中和剤を混合して硫酸を石膏とし、固液分離して石膏終液を得る石膏製造工程と、石膏終液に硫化剤を混合して重金属を硫化し、得られた硫化澱物を含む2次スラリーと2次清澄液とに分離する2次硫化工程とを備え、2次硫化工程において2次清澄液を分離した2次スラリーを1次硫化工程に繰り返して廃酸と混合する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
銅製錬で発生する廃酸に硫化剤を混合して重金属を硫化し、得られた硫化澱物を含む1次スラリーと1次清澄液とに分離する1次硫化工程と、1次清澄液に中和剤を混合して硫酸を石膏とし、固液分離して石膏終液を得る石膏製造工程と、石膏終液に硫化剤を混合して重金属を硫化し、得られた硫化澱物を含む2次スラリーと2次清澄液とに分離する2次硫化工程とを備え、2次硫化工程において2次清澄液を分離した2次スラリーを1次硫化工程に繰り返し、廃酸と混合することを特徴とする廃酸の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/62 ,  C02F 1/58 ,  C22B 3/44
FI (3件):
C02F1/62 Z ,  C02F1/58 Q ,  C22B3/00 R
Fターム (11件):
4D038AA08 ,  4D038AB36 ,  4D038AB63 ,  4D038AB80 ,  4D038BB17 ,  4D038BB18 ,  4K001AA09 ,  4K001BA21 ,  4K001DB03 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24
引用特許:
審査官引用 (5件)
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