特許
J-GLOBAL ID:201503021053311181

スピードナット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-103752
公開番号(公開出願番号):特開2015-209971
出願日: 2014年04月28日
公開日(公表日): 2015年11月24日
要約:
【課題】ボルトの締め付け操作が簡単迅速に行え、数少なく、高い精度を要求されない部材で構成でき、緩みなく堅牢な締め付けが出来、簡潔な構成により安価に提供する。【解決手段】底蓋を有し傾斜下降したナット受け部が形成される固定部材と、ボルトの外形より大きく設定され、ボルト挿入孔が貫通され、センターの孔を両面から面取り加工した、ワッシャー21cを複数枚重ねて一個のナット状態とし、ナット受け部の内部孔内にあって、軸回り方向へは非回転で、軸心線に対して傾動可能な自在ナット21と、自在ナット21の孔部にボルトのネジ部を挿入可能な状態にして保持し、ボルトの螺回により傾斜状態の自在ナット21が一体化して螺進し、自在ナットはボルト挿入時に垂直状態でボルトの直進を許す傾斜部ナット受け部に押し当てた時自在ナット構成の各ワッシャーの内径に形成された山が階段状になりボルトの谷部に噛み合いナット状態となるスピードナット。【選択図】図11
請求項(抜粋):
ナット支持部材の支持用である底蓋を有し、上端軸心に貫通したボルト挿入孔の内側下縁に、当該ボルト挿入孔の軸線に対して一側から他側へ所要角度で傾斜下降したナット受け部が形成されてなる一被定着部材に対する固定部材と,中心に前記ボルトの外形より所要寸法だけ大きく設定され、ボルト挿入孔が貫通された、ワッシャーを複数枚重ねて一個のナット状態とする(今後便宜上この状態を自在ナットと呼ぶ)、前記固定部材のナット受け部が露呈する内部孔内にあって、軸回り方向へは非回転で、軸心線に対して傾動可能なるように配装されている自在ナットと、前記底蓋により前記固定部材の内部孔内に支持され、かつその自在ナットの孔部にボルトのネジ部を挿入可能な状態にして保持する、自在ナット支持部材とが具備され、上記ボルトの螺回により、傾斜状態の上記自在ナットが一体化して螺進し、前記の傾斜したナット受け部に押し当て自在である、自在ナットはボルト挿入時に垂直状態でボルトの直進を許す、上記傾斜部ナット受け部に押し当てた時自在ナット構成の各ワッシャーの角が階段状になりボルトの谷部に噛み合いナット状態となることを特徴としたスピードナット。
IPC (2件):
F16B 37/08 ,  F16B 37/02
FI (3件):
F16B37/08 Z ,  F16B37/02 E ,  F16B37/02 F

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