特許
J-GLOBAL ID:201503021267878960

パチンコ機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-023865
公開番号(公開出願番号):特開2015-091446
出願日: 2015年02月10日
公開日(公表日): 2015年05月14日
要約:
【課題】確率変動状態かつ電サポ中において、演出面の面白さを維持しつつ、次の大当たりまでの時間を短縮することができるパチンコ機を提供する。【解決手段】特別図柄変動時間決定手段(130)は、大当たり遊技終了後から特定回数(99回)の遊技が行われるまでの特別遊技状態前半区間で演出態様がリーチとならない場合の特別図柄の変動時間を、第2変動時間テーブル(変動パターンテーブルTT)を参照して時間t1(2秒)に決定し、特定回数の遊技が行われた次の遊技以降の特別遊技状態後半区間で演出態様がリーチとならない場合の特別図柄の変動時間を、第3変動時間テーブル(変動パターンテーブルQB)を参照して時間t2(0.9秒)に決定するようにした。【選択図】図16
請求項(抜粋):
遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に、特別図柄の当否に係る抽選を行う特別図柄抽選手段と、この特別図柄抽選手段による抽選で特図当たりに当選した場合に、その当選に係る特別図柄の種類を、複数の中から抽選により決定する特別図柄種類決定手段と、特別図柄を所定の時間だけ変動表示させた後に前記特別図柄抽選手段の抽選結果に対応する態様で特別図柄を停止表示する特別図柄表示装置と、前記特別図柄の変動時間を遊技毎に決定する特別図柄変動時間決定手段と、 前記遊技領域に設けられ、遊技球が内部を通過可能なスルーチャッカと、このスルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に、普通図柄の当否に係る抽選を行う普通図柄抽選手段と、前記始動口の入口に設けられ、前記普通図柄抽選手段による抽選で普図当たりに当選した場合に開閉して、遊技球の前記始動口への入賞を容易とする普通電動役物と、 前記遊技領域に設けられた特別電動役物と、前記特別図柄抽選手段による抽選で前記特図当たりに当選した場合に、前記特別電動役物を所定回数だけ開閉して大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、 遊技に関する演出を表示する演出表示装置と、複数種類の演出態様が前記特別図柄の変動時間と予め対応づけられて記憶された演出態様記憶部と、遊技毎に決定された前記特別図柄の変動時間に対応づけられている演出態様の中から前記演出表示装置に表示する演出態様を決定する演出態様決定手段と、この演出態様決定手段が決定した演出態様を前記演出表示装置へ表示するように制御する演出表示制御手段と、 を備え、 前記特別図柄抽選手段は、特別図柄当否判定用の乱数を発生させる特別図柄当否判定用乱数発生手段と、この特別図柄当否判定用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つを前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄当否判定用乱数取得手段と、この特別図柄当否判定用乱数取得手段が取得した乱数が特図当たりであるか否かを判定するために用いるテーブルであって、特図当たりに当選する確率が低い特別図柄低確率判定テーブルと、この特別図柄低確率判定テーブルより特図当たりに当選する確率が高い特別図柄高確率判定テーブルと、前記特別図柄低確率判定テーブルおよび前記特別図柄高確率判定テーブルの何れか一方を参照して当否を判定する特別図柄当否判定手段と、特別図柄が変動中である場合に、前記特別図柄当否判定用乱数取得手段が取得した乱数を、所定個数の上限まで保留球乱数として順次記憶する特別図柄用保留球乱数記憶部とを有し、 前記普通図柄抽選手段は、普通図柄当否判定用の乱数を発生させる普通図柄当否判定用乱数発生手段と、この普通図柄当否判定用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つを、前記スルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に取得する普通図柄当否判定用乱数取得手段と、この普通図柄当否判定用乱数取得手段が取得した乱数が普図当たりであるか否かを判定するために用いる判定テーブルであって、普図当たりに当選する確率が低い普通図柄低確率判定テーブルと、この普通図柄低確率判定テーブルより普図当たりに当選する確率が高い普通図柄高確率判定テーブルと、前記普通図柄低確率判定テーブルおよび前記普通図柄高確率判定テーブルの何れか一方を参照して当否を判定する普通図柄当否判定手段とを有し、 特別図柄に係る遊技状態として、前記特別図柄当否判定手段が前記特別図柄低確率判定テーブルを参照する特図通常遊技状態と、前記特別図柄当否判定手段が前記特別図柄高確率判定テーブルを参照する特図高確率遊技状態とが用意され、 普通図柄に係る遊技状態として、前記普通図柄当否判定手段が前記普通図柄低確率判定テーブルを参照する普図通常遊技状態と、前記普通図柄当否判定手段が前記普通図柄高確率判定テーブルを参照する普図高確率遊技状態とが用意されており、 所定条件を達成することにより、特別図柄に係る遊技状態を前記特図通常遊技状態と前記特図高確率遊技状態の何れかに設定し、普通図柄に係る遊技状態を前記普図通常遊技状態と前記普図高確率遊技状態の何れかに設定する遊技状態設定手段を備えたパチンコ機において、 前記複数種類の特別図柄のそれぞれは、前記大当たり遊技後に行われる前記普図高確率遊技状態での遊技の回数(以下、「時短回数」という)が規定された時短回数パターンと予め対応付けられており、 前記時短回数には、次回の前記特図当たりの当選まで前記普図高確率遊技状態が継続することと等しい回数であるNx回(但し、Nxは自然数)が含まれており、 前記特別図柄の変動時間には、前記演出態様がリーチとならない場合のリーチ無し変動時間と、このリーチ無し変動時間より長い時間であって、前記演出態様がリーチとなる場合のリーチ有り変動時間とがあり、 前記保留球乱数の記憶個数のそれぞれに対応付けられた前記リーチ無し変動時間が異なる場合を含んで構成された第1変動時間テーブルと、前記保留球乱数の記憶個数のそれぞれに対応付けられた前記リーチ無し変動時間が全て同一の時間t1となるよう構成された第2変動時間テーブルと、前記保留球乱数の記憶個数のそれぞれに対応付けられた前記リーチ無し変動時間が全て同一の時間t2となるよう構成された第3変動時間テーブルとを有し、 前記時間t1は、前記第1変動時間テーブルに記憶されている前記リーチ無し変動時間以下で、かつ、前記第3変動時間テーブルに記憶されている前記時間t2より長い時間に設定されており、 前記遊技状態設定手段が特別図柄および普通図柄に係る遊技状態を前記特図通常遊技状態および前記普図通常遊技状態にそれぞれ設定した通常遊技状態において、前記特別図柄変動時間決定手段は、前記演出態様がリーチとならない場合の前記特別図柄の変動時間を前記第1変動時間テーブルを参照して決定し、 前記特図当たりに当選した際に前記特別図柄種類決定手段が決定した前記特別図柄の種類が、前記Nx回と規定された前記時短回数パターンに対応するものであることにより、前記遊技状態設定手段が特別図柄および普通図柄に係る遊技状態を前記特図高確率遊技状態および前記普図高確率遊技状態にそれぞれ設定した特別遊技状態において、前記特別図柄変動時間決定手段は、前記大当たり遊技終了後から特定回数の遊技が行われるまでの特別遊技状態前半区間で前記演出態様がリーチとならない場合の前記特別図柄の変動時間を、前記第2変動時間テーブルを参照して決定し、前記特定回数の遊技が行われた次の遊技から次の前記特図当たりに当選するまで、あるいは前記Nx回の遊技が行われるまでの何れかの条件が成立するまでの特別遊技状態後半区間で前記演出態様がリーチとならない場合の前記特別図柄の変動時間を、前記第3変動時間テーブルを参照して決定するようにした ことを特徴とするパチンコ機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (1件):
A63F7/02 315A
Fターム (6件):
2C088AA33 ,  2C088AA36 ,  2C088AA39 ,  2C088AA42 ,  2C088CA19 ,  2C088EB55

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