特許
J-GLOBAL ID:201503021272337242

ナトリウムイオン二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 河崎 眞一 ,  辻本 孝臣 ,  津村 祐子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-096789
公開番号(公開出願番号):特開2015-215968
出願日: 2014年05月08日
公開日(公表日): 2015年12月03日
要約:
【課題】電解質が高濃度のナトリウムイオンを含む場合、ケース内面に金属ナトリウムが析出する現象が見られ、金属ナトリウムは溶融塩に含まれる有機カチオンの分解を促進し充放電サイクル特性が低下する傾向がある。ナトリウムイオン二次電池の充放電サイクル特性を向上させる方法の提供。【解決手段】正極及び負極を含む電極群と、電極群に含浸された電解質と、電極群を挿入するための開口部を有する容器14及び開口部を塞ぐ封口板16を有するケース18とを具備し、電解質は溶融塩を80質量%以上含み、溶融塩はカチオン及びアニオンを含み、カチオンはナトリウムイオン及び有機カチオンを含み、ナトリウムイオン及び有機カチオンの合計に対するナトリウムイオンの割合が20〜50モル%で、容器14及び封口板16はアルミニウムを含み、ケースと正極とが電気的に接続され、ケース内面に金属ナトリウムが析出し難くなっているナトリウムイオン二次電池。【選択図】図1
請求項(抜粋):
正極および負極を含む電極群と、 前記電極群に含浸された電解質と、 前記電極群を挿入するための開口部を有する容器および前記開口部を塞ぐ封口板を有するケースと、 を具備し、 前記電解質は、溶融塩を80質量%以上含み、 前記溶融塩は、カチオンおよびアニオンを含み、 前記カチオンは、ナトリウムイオンおよび有機カチオンを含み、 前記ナトリウムイオンおよび前記有機カチオンの合計に対する前記ナトリウムイオンの割合が、20〜50モル%であり、 前記容器および前記封口板は、アルミニウムを含み、 前記ケースと前記正極とが電気的に接続されている、ナトリウムイオン二次電池。
IPC (5件):
H01M 10/054 ,  H01M 10/056 ,  H01M 2/04 ,  H01M 2/02 ,  H01M 2/26
FI (6件):
H01M10/054 ,  H01M10/0569 ,  H01M2/04 A ,  H01M2/02 A ,  H01M2/26 A ,  H01M10/0568
Fターム (21件):
5H011AA02 ,  5H011CC06 ,  5H011EE04 ,  5H011FF02 ,  5H029AJ05 ,  5H029AK03 ,  5H029AL02 ,  5H029AL03 ,  5H029AL06 ,  5H029AL08 ,  5H029AL11 ,  5H029AM09 ,  5H029BJ02 ,  5H029DJ02 ,  5H029DJ03 ,  5H029DJ05 ,  5H029EJ01 ,  5H043BA17 ,  5H043CA04 ,  5H043CB01 ,  5H043DA02

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