特許
J-GLOBAL ID:201503021339370770
立体造形データ作成装置およびプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-175428
公開番号(公開出願番号):特開2015-044299
出願日: 2013年08月27日
公開日(公表日): 2015年03月12日
要約:
【課題】積層方向とは異なる方向に隣接する画素よりも積層方向に隣接する画素に対し拡散する誤差を大きくして縦スジの形成を防止できる立体造形データ作成装置およびプログラムを提供する。【解決手段】PCのCPUは、立体造形物の表面部に対応する表面画素を抽出した画素集合体に誤差拡散処理を行って造形データを作成する。CPUは処理対象の対象画素P21を量子化した際の差分値を同じ画素集合体の隣接画素P22〜P25と内部側の画素集合体の対象画素P35および隣接画素P31〜P34,P36〜P39に拡散する。CPUは積層方向に隣接する隣接画素P24に対する差分値の割合を他の隣接画素P22,P23,P25よりも大きくする。CPUは同じ画素集合体の隣接画素P22〜P25に対する差分値の割合を内部側の画素集合体の隣接画素P31〜P34,P36〜P39よりも大きくする。【選択図】図12
請求項(抜粋):
造形液と混合することで固化する造形粉体に対し、前記造形液を着色したカラー造形液を吐出可能な吐出手段を備え、前記吐出手段が吐出する前記造形液で前記造形粉体を固化した造形層を積層方向に重ねて立体造形物を造形する立体造形装置を制御する制御データを作成する立体造形データ作成装置であって、
前記立体造形物の外形形状を表す外形情報、および前記立体造形物の表面の色を特定する色情報を含む立体データを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記立体データの前記外形情報に基づいて、前記立体造形物を複数の画素の集合体で表した場合に、前記立体造形物の表面部に対応する部位を構成する画素であって前記色情報を含む表面画素を前記集合体から抽出する第一抽出手段と、
前記第一抽出手段が抽出した複数の前記表面画素のそれぞれに対し、前記表面画素が含む前記色情報に基づいて、前記造形層の色を構成する複数の構成色を示す構成色情報、および前記構成色それぞれの階調を示す階調情報を決定する決定手段と、
前記表面画素のうち処理対象である第一対象画素について、前記決定手段が決定した前記構成色情報が表す前記構成色ごとに、前記決定手段が決定した前記階調情報を量子化し、且つ量子化で生ずる前記階調情報の誤差を、前記表面画素のうち前記第一対象画素に隣接する複数の第一隣接画素の前記階調情報に対して誤差拡散法により拡散する拡散手段と、
複数の前記表面画素のそれぞれに対応する位置であって、前記造形層形成前の前記造形粉体に対して前記吐出手段が前記造形液を吐出する吐出位置に対し、前記構成色情報に応じた前記カラー造形液を吐出する吐出情報または前記カラー造形液を吐出しない不吐出情報を、前記拡散手段が量子化した前記階調情報に応じて設定する第一設定手段と、
前記第一設定手段が前記吐出位置に対して設定した前記吐出情報および前記不吐出情報を含む前記制御データを作成する作成手段と、
を備え、
前記拡散手段は、前記第一隣接画素のうち、前記第一対象画素に対して前記積層方向に隣接する第一画素に拡散する前記誤差の割合を、前記第一対象画素に対して前記積層方向とは異なる方向に隣接する第二画素に拡散する前記誤差の割合よりも大きくして拡散することを特徴とする立体造形データ作成装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (20件):
4F213AC04
, 4F213WA25
, 4F213WB01
, 4F213WL22
, 4F213WL25
, 4F213WL29
, 4F213WL32
, 4F213WL74
, 4F213WL85
, 4F213WL96
, 5B050BA09
, 5B050BA13
, 5B050DA10
, 5B050EA07
, 5B050EA08
, 5B050EA09
, 5B050EA13
, 5B050EA18
, 5B050EA19
, 5B050EA26
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