特許
J-GLOBAL ID:201503021504562727

車両用吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-208998
公開番号(公開出願番号):特開2015-071993
出願日: 2013年10月04日
公開日(公表日): 2015年04月16日
要約:
【課題】吸気圧損を招くことなく、吸気通路内の音響エネルギーを利用して、エンジンに吸い込まれる吸気を冷却する。【解決手段】吸気通路1には、特定周波数を消音するレゾネータ2が設けられる。このレゾネータ2の連通管4の内部に音響スタック5を配置する。音響スタック5は、吸気通路1内で生じた音響エネルギーによって、吸気通路1側で吸熱し、容積室3側で放熱することで、吸気通路1を通過する吸気を冷却する。これにより、吸気圧損を招くことなく、吸気通路1を流れる吸気を冷却することができる。また、音響スタック5をレゾネータ2の連通管4に配置することで、吸気通路1を流れる吸気が連通管4の接続箇所(分岐部)で乱れ難くなり、吸気圧損を抑制できる。さらに、連通管4の内部が音響スタック5によって細分化されることで、連通管4の内部が空気粘性の影響を受け易くなり、レゾネータ2の共鳴周波数の前後周波数まで広く消音できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エンジンの燃焼室に吸気を導く吸気通路(1)内に連通するヘルムホルツのレゾネータ(2)を備える車両用吸気装置において、 前記レゾネータ(2)は、共鳴室を成す容積室(3)、およびこの容積室(3)と前記吸気通路(1)とを連通する連通管(4)を備え、この連通管(4)に、音響エネルギーによって温度勾配が生じる音響スタック(5)を設けたことを特徴とする車両用吸気装置。
IPC (2件):
F02M 35/10 ,  F02M 35/12
FI (3件):
F02M35/10 311C ,  F02M35/12 D ,  F02M35/12 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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