特許
J-GLOBAL ID:201503021550879255

光学デバイスおよび分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 吉田 正義 ,  今枝 弘充 ,  梅村 裕明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-246727
公開番号(公開出願番号):特開2015-105838
出願日: 2013年11月28日
公開日(公表日): 2015年06月08日
要約:
【課題】試料からのラマン散乱光を表面プラズモンにより従来よりも確実に増強し得るとともに、試料の複数箇所から得られた各ラマン散乱光を表面プラズモンにより増強し、その結果得られた複数の表面増強ラマン散乱光によって試料の複数箇所の解析を同時に行え得る光学デバイスおよび分析装置を提案する。【解決手段】光学デバイス8では、励起光L1が透過可能な複数の突出部22a,22b,22cを設け、各突出部22a,22b,22c毎に励起光L1を照射することにより、金属ナノ粒子23の試料Sに近接した近接面にてそれぞれ表面プラズモンPを励起させることができ、かくして試料Sからのラマン散乱光を表面プラズモンPにより従来よりも確実に増強し得るとともに、試料Sの複数箇所から得られた各ラマン散乱光を表面プラズモンPにより増強し、その結果得られた複数の表面増強ラマン散乱光L3によって試料Sの複数箇所の解析を同時に行い得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
支持基板から突出するように形成され、励起光が透過可能な複数の突出部と、 前記突出部の表面に沿って配置された平坦面を有し、前記突出部の表面から露出した1つまたは複数の金属ナノ粒子とを備え、 前記突出部毎に前記金属ナノ粒子を試料に近接させ、前記突出部毎に前記金属ナノ粒子に対して前記励起光が入射されると、前記金属ナノ粒子の前記試料に近接した近接面に表面プラズモンが励起し、前記突出部毎に前記表面プラズモンにより前記試料からのラマン散乱光を増強させて表面増強ラマン散乱光を生成する ことを特徴とする光学デバイス。
IPC (1件):
G01N 21/65
FI (1件):
G01N21/65
Fターム (19件):
2G043CA05 ,  2G043DA05 ,  2G043EA03 ,  2G043FA01 ,  2G043GA03 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB02 ,  2G043GB05 ,  2G043GB16 ,  2G043HA01 ,  2G043HA05 ,  2G043HA09 ,  2G043JA02 ,  2G043JA04 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043LA03

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