特許
J-GLOBAL ID:201503021717913027
ディスクブレーキ用パッド及びディスクブレーキ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-214645
公開番号(公開出願番号):特開2015-078716
出願日: 2013年10月15日
公開日(公表日): 2015年04月23日
要約:
【課題】ピストンによる押し付け力が弱い場合にも、ブレーキ鳴きの発生を有効に抑制できる、ディスクブレーキ用のパッド21bの構造を実現する。【解決手段】パッド21bを構成する裏板32のうち、回出側側縁部の径方向中間部に設ける耳部33aの径方向内側面に、径方向内方に向けて湾曲した部分円筒面状の耳下凸円弧面部37を形成する。又、裏板32の回出側側縁部のうち、耳部33aよりも径方向内側部分に設けられたトルク伝達面34aの径方向外寄り部分(B ́点)を、回出側に最も突出させる。これにより、ブレーキ接線力Fに基づくモーメントM1 を打ち消す方向に作用するモーメントR1 を小さく抑え、パッド21bを回動させ易くする事で、前記課題を解決する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
パッド支持部材に対し軸方向への移動可能に支持され、
ライニングと、このライニングの裏面を支持した裏板とを備え、
このうちの裏板には、少なくともロータの回出側の側縁部に、回出側に突出した凸状の耳部が設けられていると共に、この耳部よりも径方向内側部分にトルク伝達面が設けられている、
ディスクブレーキ用パッドであって、
前記耳部の径方向内側面のうち、最も径方向内方に位置する部分が凸円弧面部により構成されており、
前記トルク伝達面のうちの径方向外寄り部分で、且つ、前記耳部の径方向内側面及び制動時に作用するブレーキ接線力の作用線よりもそれぞれ径方向内方に位置する部分が、前記トルク伝達面のうちで最も回出側に位置している、
事を特徴とするディスクブレーキ用パッド。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA63
, 3J058AA66
, 3J058AA77
, 3J058AA87
, 3J058BA21
, 3J058BA53
, 3J058CA47
, 3J058CA58
, 3J058FA06
引用特許: