特許
J-GLOBAL ID:201503021976081650

船舶係留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 望月 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-169331
公開番号(公開出願番号):特開2015-038274
出願日: 2013年08月19日
公開日(公表日): 2015年02月26日
要約:
【課題】 大津波の襲来等による海面の異常上昇時に、海面が係留ロープの長さ以上に上昇した場合でも係留されている船舶の転覆を防止する船舶係留装置を提供する。【解決手段】 船舶Sが係留ロープ2を介して繋がれる係船柱1の基部1aを岸壁Gに形成した保持穴3に挿抜自在に収容させ、保持穴3に連続した収容穴4に延長材5を収容させる。この延長材5の先端部を基部1aに固定し、基端部を適宜な位置に固定する。延長材5は岸壁Gからの伸長部の長さを、異常上昇した海面Lと岸壁Gとの距離よりも大きくしてある。海面Lが異常上昇した場合に、係留ロープ2が緊張すると、係船柱1が保持穴3から引き出されて、延長材5が収容穴4から引き出されるから、船舶Sは転覆が防止されると共に、延長材5に規制されて漂流が防止される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
接岸した船舶と係船柱とを係留ロープによって連結する船舶係留装置において、 前記係留ロープを結索する前記係船柱の基部を収容する保持穴を、岸壁に形成し、 前記保持穴に連続した収容穴を形成し、 前記収容穴に延長材を収容させ、 前記延長材の先端部を前記係船柱の基部に固定すると共に、該延長材の基端部を任意の部分に固定し、 前記延長材の長さであって、岸壁から伸長する部分の長さを、異常高さまで上昇した海面と岸壁との距離よりも大きくしてあることを特徴とする船舶係留装置。
IPC (2件):
E02B 3/20 ,  B63B 21/00
FI (2件):
E02B3/20 A ,  B63B21/00 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭59-043603
審査官引用 (1件)
  • 特公昭59-043603

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